概要
CV:加藤精三
第33話「妖獣ウエザース 太陽の反乱」に登場。
妖元帥レイコックの部下であり、普段は彼女の両耳のイアリングに化身している。
氷の右半身と炎の左半身を持つ妖獣で、レイコックからは「一人で二人、二人で一人、表と裏の魔力を持つ」と評されている。
名前のとおり天候を操る能力を持ち、周囲の天気を瞬時に真夏や真冬に変えてしまうことができる。
戦闘でも炎と冷気を操り、右目から放つ氷で相手を閉じ込める「氷閂(こおりかんぬき)」、左目から放つ炎の輪で相手を囲む「ファイアロッカ」といった技を使う。
活躍
レイコックに召喚されると、上述の表と裏の魔力で「人間を恐怖のどん底に落とすこと」を命じられ、人間界に派遣される。
最初に不動明が住む町の上空に現れて気候を真夏に変え、異常気象で人々を苦しめた。そして、あまりの暑さに明や美樹たちがプールへ涼みに来たところで今度は気候を真冬に変え、人々をさらなる混乱に陥れる。しかし、あまりにも急激に気候が変化したことでデーモンの仕業と感付いた明がデビルマンに変身して上空に向かい、ウエザースを発見して空中戦となる。
初戦ではデビルマンの両手を氷閂で封じ、吹雪を放って攻撃するが、氷閂を膝で砕いたデビルマンに反撃に転じられるとすぐに退散する。その後、明が膝の負傷でまともに歩けない様子を見て手出しができない今が好機と考え、再び町を極寒の真冬に変えた。しかし、実際は明の膝は治っていてウエザースをおびき出すために歩けないふりをしていたのであり、油断していたところへ現れたデビルマンと再戦となる。
最初は初戦同様に氷の能力で戦うが、吹雪はデビルアローで破られてデビルキックを食らい、氷閂でデビルマンの顔を氷漬けにするも反撃の頭突きで氷閂を砕かれ自身もダメージを受ける。今度は左目からファイアロッカを放つもデビルカッターで左目を潰されて破られ、最期はデビルビームを抱き着かれた状態で全身に浴び、右目も潰されて「俺より…強かったな……」という言葉を残し、消滅した。
漫画(冒険王)版
アニメ版とは逆に、右半身が炎、左半身が氷になっている。就寝中の明に光熱を放って襲い、デビルマンに変身した明に対して炎と吹雪を吐き出し攻撃。さらに左右の半身を分離してデビルマンの両側に立ち、炎と吹雪で挟み撃ちにするが、左右同時にデビルビームを喰らい倒された。
関連タグ
火と氷…同じく冷気と炎熱を操る能力を持つキャラのまとめ有り。