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「お望み通りあなたの体をズタズタに引き裂いてあげるわ」

CV:松島みのり

概要編集

第32話「妖獣オーロラ 輝く牢獄」に登場。

青いローブを纏った美女の姿をしている。普段は青紫色の長髪の姿だが、茶髪で瞳が大きい人間態に変身することもある。

を操る能力があり、目に入ると苦痛を感じる強烈な光を全身から放ったり、残像現象を利用した分身術を使ったり、筒状に固形化したオーロラの牢獄に相手を閉じ込めたり、指から放った炎を無数の火球に変えて降り注がせたりと、人間的な容姿ながら高い戦闘能力を持つ。一方、ララのキックを喰らって倒れるなど、肉弾戦は不得意な模様。

ララとは友達の関係であるが、ララのことを「デーモン族には珍しいマヌケ」「少なくともこのバカよりは私がマシ」と言うなど、本心では彼女を見下していた節も見られる。


活躍編集

レイコックに呼び出されると、オーロラの中から出現。ララがデーモン族を裏切り、デビルマン側についたことに憤るレイコックから友人としての責任を問われ、ララを処刑するために人間界へ向かう。


最初は人間態でララに味方を装って接触し、不動明の元への案内を願う。そして明に引き会わされると本性を現して襲いかかり、強烈な光と分身で翻弄した後、火炎弾による攻撃で明を倒してしまう。その後、ララにレイコックに従うよう促すが、明を傷つけられたことに腹を立てたララから抵抗されて説得は無駄と判断し、彼女を空中へ連れ去る。


しかし、レイコックの元へ連れていく途中でララが星屑をに変化させ、を突かれたため、ララの手を放してしまう。ララとの取っ組み合いとなり、意外に手こずらされたことで本気を出して本来の姿に戻り、オーロラの牢獄にララをはじめ、明や美樹タレちゃんアルフォンヌ先生をオーロラの牢獄に閉じ込めた。


その後、ララを処刑しようとしたところ、デビルマンに変身して牢獄を脱出した明が駆け付け再戦となる。自ら出したオーロラの牢獄が邪魔をしてデビルマンが見つからないことに焦って牢獄を解除した瞬間、先制攻撃のパンチを顔面に食らい、火炎弾を繰り出すもデビルマンに捕まり盾にされ、逆に自分が火炎弾を浴びてしまう。さらにデビルチョップやデビルキックを何発も食らって痛めつけられ、ついに逃走を図るが、牢獄が解除された際に上空に引き上げられていたララが降ってきて潰されてしまい、最後はデビルマンに捕まりゼロ距離のデビルビームを浴びて倒された。


漫画(冒険王)版編集

アニメ版同様に普段は人間態で行動しており、知らずに襲おうとしたチンピラ三人を殺害。その後、美樹を利用してデビルマンを倒そうと彼女の前に現れ、目から催眠光線を出して操ろうとするが、あと一歩のところで明が現れ、作戦を変えて美樹を連れ去る。追ってきた明を建設中のビルの屋上で待ち構え、「美樹は関係ねえ離してやれ」と明が言うと手を離して美樹を落としてしまう。それを明が受け止めた隙にデーモン族の姿に戻って背後に回り、全身から光を発して攻撃するが、デビルマンに変身した明のデビルバリヤーで跳ね返されて自分の目が眩み、形勢逆転。美樹を危険な目に遭わせたことで怒った明のデビルパンチを喰らい、最後はデビルアイ(アニメ版の透視能力ではなく、目から電撃らしきものを放つ技)を受けて消滅した。


余談編集

  • レイコックの部下の中では彼女の装身具に化身している描写が唯一ないが、「レイコックのショールから出現」と記載されている書籍もある。
  • オーロラを演じた松島氏はその後、『マジンガーZ』で弓さやか役(2代目)、ララを演じた沢田和子氏も同作で兜シロー役で共演している。

関連タグ編集

TVアニメ版・デビルマン 妖獣(TVアニメ版・デビルマン) デーモン族

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