作品概要
「学園ヘタリア」とは、キタユメ。で配布されていたフリーゲーム(通称本家版)、またはPSP用ゲームソフトとして販売されている製品版のことである。
舞台は共通して、国として生まれたら一度は必ず登校しなければならない、世界一大きな学校「国立世界W学園」。主人公はセーシェル。
ヘタリア単行本2巻・4巻の口絵、および5巻には学ヘタ設定の漫画が掲載された。
以下は本家の学ヘタ設定のフリーゲーム。
学園ヘタリア(一口版)
主人公のセーシェルは入学早々、初対面のイギリスに首輪をつけられ、英領にされてしまう。
初日のフランスとの再会までプレイできる体験版。他にゲーム本編で出会う国は中国・イタリア・日本。
ラトビアとエストニアは登場するが名前と台詞がなく、制服を着ていない。
イギリスとフランスはボイス有り(商業版とは異なる同人版の声優)。
また、本編ではまだほとんどいないアフリカのキャラが、ほぼ名前だけとは言え登場している。
イギリス領のケニア・ウガンダ・ジンバブエ・ボツワナ・ガーナ、ポルトガル領のカビンダとギニアビサウ、ベルギー領コンゴ、スペイン領サハラ、イタリア領エチオピアが登場。英領の国はミニキャラの顔グラがある。
のとさま5
2007年公開。のとさま(本家の別作品の主人公「金沢のと」が黒化した存在)が自分の出番を奪った連中をひんむくために、手下の奈良大和を引き連れてW学園に乗り込む。サブタイトルは「おっぱいは無敵!!」。
登場国はスペイン・セーシェル・ハンガリー・プロイセン・イタリア。
2015年1月6日のブログで、期間限定で再配布されている。
のとさま6
2009年公開。のと5の続編で、主人公=プレイヤー。未完。
登場国はスペイン・シーランド・アメリカ、イラストのみがプロイセンとドイツ。
The HETALIAN HORROR SHOW
怖いようであんまり怖くない話をするゲーム。
2015年11月27日のブログで配布中。
作中設定
クラス
ヨーロッパ・アジア・アフリカクラスが存在するが、学年についての描写はない。
制服
クラス毎に制服が異なる。
ヨーロッパクラスの制服はブレザーである。
以前はアジア(学ランとセーラー服)・アフリカクラスの制服も、設定画が公開されていた。
アフリカクラスのセーシェルがヨーロッパクラスの制服を着ているのはフランスの趣味。本来のアフリカクラスの制服を着ている絵もあった。
日本と中国はアジアクラスだが、ヨーロッパクラスの制服を着ている。理由は不明。
校則
「廊下は走らない」、「みんな仲良く」、「弱肉強食」(イギリス談)。
学内活動
委員会
生徒会
イギリスが生徒会長(カークランド会長)、フランスが副会長。
風紀委員会
オーストリアが所属。
部活
合唱部
美食部
トルコと中国とフランスが所属。選ばれた美食家しか入れない。
イタリアが入りたがっていた。イギリスは出入り禁止。ドイツと日本いわく『騒がしい』とのこと。
魔術部
イギリス、ルーマニアが所属。イギリスは忙しい合間を縫って怪しく活動中。
水泳部
ハンガリー、オーストラリアが所属。
北欧部
北欧の5人が所属。主な内容は、北欧の家具について話し合うこと。
帰宅部
スイス、ロマーノが所属。スイスの方が活動している。
カナダ部
カナダが所属。癒しの部。
他にイタリアが掛け持ちしている「美術部」「フェンシング部」「シエスタ部(活動内容:寝る)」や、「ヒーロー部」「国旗の赤は血液部」「一国ぼっち部」「ブブゼラブーブー部」「うさぎなでなで部」「全ての起源は俺部」「あんこきらい部」「島国愛好会」などもあるらしい。
ロシアによれば「ソ連部」は崩壊したとか。
漫画研究会
イタリア・ドイツ・日本が所属。正式な部ではないが、活動中。
活動場所は倉庫。また、この三人で月刊らしき学園の壁新聞も作っている。セーシェルも勧誘される。
象さん愛好会
その他
- 「学園ヘタリア台本」(リンク切れだが検索すれば出てくる)によると、学生寮がある。
- 定期的にG8会が行われるけどだいたいグダグダする。
- クラスの他にASEAN会やEU会、CIS会みたいな集まりがたくさんある。
- 4年にいっぺんデカい(すぎる)体育祭をやる。