概要
サルガッソ軍の一員。第28話「去り行く君へ」に登場。
蜘蛛の能力を持つ女性宇宙人でサルガッソ囚人らしく、禍々しい雰囲気ながらもスタイルは良く、レオタード姿も特徴。
頑丈で捕らえた相手の生体エネルギーを吸収できる蜘蛛の糸を額の3つの目と両掌から放ち、蜘蛛の脚の形をした8枚の翅を広げることで真の姿になると射出後の蜘蛛の糸を遠隔操作できるようになり、コントロールを行う際には爪が光る。蜘蛛の糸以外では目から放つ光線やアクロバット戦法を使用。
作中での動向
自動車を蜘蛛の糸で雲の上に次々と捕らえていき、搭乗者たちの生体エネルギーを奪っていくもパイダ星人の仕業であることは気づかれなかった為、戸部真理亜からは異次元空間遭難と推測された。
新しい獲物を捕獲しようとした際にシャドーリュウに妨害されたことから、その存在を知られることになり、ダグオンチームと交戦。ファイヤージャンボとシャドージェットとの空中戦を展開し、シャドージェットのシャドーバルカンで地上に落とされてしまう。
落下地点である八角市の住人や建物、自動車を額と掌の両方を用いた蜘蛛の糸で拘束していき、ダグオンチームに対する人質とした上、ファイヤーライオソードで叩き切ろうとしたファイヤーダグオンに対しては左手糸でライオソードを額糸でファイヤーダグオンを封じ、救援に向かったダグターボ、ダグシャドー、ダグドリルも左手糸で封じた。
まだ生き残っている藤井ユカリを発見するとユカリのいるマンションに向けて、左手糸を放つもアーマーライナーのアーマーレーザーでユカリを捕らえることに失敗。ダグアーマーとダグウイングとの戦闘では真の姿になっての自在糸で翻弄するもコントロールを行う際の爪発光に気づいたダグウイングはダグアーマーに囮と援護役になってもらっている間に上空に赴く。ダグウイングを狙う蜘蛛の糸をアーマーミサイルで破壊されながらもダグアーマーを捕らえ、急降下してきたダグウイングに額糸を放つも避けられてしまい、クリスタルカッター2連発で両の翅を切断されたことで弱体化し、蜘蛛の糸も消滅。最終的にはファイヤーダグオンの連続パンチと無限砲で倒された。
余談
- 名前の由来は英語で蜘蛛を意味するスパイダー。
- ユカリ役の西原久美子と兼任だったためにキャストクレジットには表記されなかった。
- さらに作中での台詞はダグウイングの接近に気づいた際の「何?」の一言のみでそれ以外は笑い声と叫び声のみ。