宇宙ドラゴン
うちゅうどらごん
ベルギャー星へと急ぐユウディアス・ベルギャー一行は移動速度を上げるために、鉱山惑星で手に入る特別なエネルギーを持つ鉱石ゴラドニウムを入手しようとする。
しかし、鉱山惑星のゴラドニウムは掘りつくされてしまっていた。
特殊エネルギーを持つゴラドニウムを狙い様々な宇宙人が鉱山惑星に来ては採掘し、掘りつくされてしまっていたのだ。
そのせいでゴラドニウムの希少価値が上がってしまっている。
そもそも、ゴラドニウムの正体は宇宙ドラゴンの化石である。
シューバッハは自らを剣と化し宇宙を飛び交う一族であり、ドラゴンバスターの一族にとっては宇宙ドラゴンは狩りの獲物であり主食でもある。
しかし、宇宙ドラゴンが絶滅し、現在は化石の状態でしか存在せず残っている僅かなゴラドニウムで食いつないでいる。
※遊戯王ゴーラッシュ‼64話「星に生まれた者たち」のネタバレを含みます
合羽井テルの口から宇宙ドラゴンは創生の銀河に君臨した一族であると語られる。
そして…
竜宮兄弟の正体は、絶滅したはずの宇宙ドラゴンの末裔であった。
正統な後継者である竜宮兄弟は一族の秘密を受け継いでおり、
フェイザーは宇宙ドラゴンの姿に変身することが出来る。
絶滅したと思われた宇宙ドラゴンだったが、
地球の六葉町が六葉町と呼ばれるよりも遥か昔に竜宮家はとしてこの土地に住み着いており、
六葉町の山に宇宙人を呼び寄せるゴラドニウムを残していた。
この話を聞いた七星ランランは「子孫たちが宇宙の片隅で寂しくならないように仲間を呼んでいたのでは?」と考察している。
宇宙ドラゴンの末裔という正体を明かした竜宮兄弟はドラゴンバスターのシューバッハと業務提携を行う取引をする。
シューバッハが宅配の仕事をした報酬にフェイザーの鱗でできた反物を渡すという取引である。
シューバッハは初めは「お前を食べればいい」とフェイザーに言うが
「食べ終わったらどうする?また化石を食べて凌ぐのか?」と言われ言葉に詰まる。
結果、宇宙との交流が活発になっていく六葉町でシューバッハはMIK配送員として働くこととなる。
本来捕食者と非捕食者の関係のはずが、食糧問題もあり双方はこの形で収まることとなった。