合羽井テル
かわいてる
ユウディアス達と同じく宇宙人。
「かわいてる(乾いてる)」(ひらがな表記)という名前に反して常にずぶ濡れでベチョベチョなカッパ型宇宙人である。
研究者気質のマッドサイエンティストであり、ずぶ濡れにもかかわらず常に「(探究心が)乾いてるんだよ」と主張している。
外見的にはユウディアスと同じ人間型でカッパの嘴のようなマスクを着用している。また、ストレスが溜まると体液でベチャベチャになる体質である。
以前遊飛を打ち負かし、アース・ダマーを奪った張本人でもある。
表向きではクリーニング屋を営んでいるが、上記の体質のせいで出したものは大抵グチョ濡れで帰ってくるために客からのクレームが絶えないらしい。
遊飛がクリーニングに出したびちょ濡れだったことに怒り、詰め寄られる。
店員の証言から以前にもこの被害にあった客がいるようではある。
研究のためにアース・ダマーを奪ったはいいものの、その秘密を解明せんと研究を進めていくほどに深まっていく謎に徐々に苛立ちと満たされない欲望を募らせていた。
その結果上記の通り体がびしょびしょになり、遊飛からも「ビチョガッパ」と呼ばれる始末である。
遊飛とのラッシュデュエルに敗北した後、大人しくアース・ダマーを返し、遊飛を研究対象とみるが、返したアース・ダマーがある宇宙人によって奪われ、彼もどこかに姿を消した。
なお家電屋のテレビで番組を見ながらきゅうりを食べているという中々シュールな絵面で再登場している。
彼はその宇宙人の仲間ではなく(上記の出来事も偶然だった)宇宙で色々な物を見てきた彼曰く、飽くまで自分達宇宙人の行き着く未来を目撃したいだけらしい。
六葉町の実質的な町長である六葉アサカとは協力関係にあるようで、MIKから情報を盗んでリークしていたりと何かと二人で絡むシーンが多い。クリーニング店を経営しているのもアサカの協力があるからの可能性が高い。
詳細は不明だが、彼や遊飛の台詞から察するにデュエリストが持つプレイングに関わるものだとされている。
なお、彼がカッパであり、ラッシュデュエル後に遊飛がうずくまっている描写があるので見たところ、アース・ダマーは「尻子玉」みたいなものではないかと思われる。
彼は一つのアース・ダマーを「1ダマー」と言っているのでやはり…
また、彼の様子を見る限り手に入れた者の精神に作用するらしく、一度は取り返した遊飛が取り込もうとした際にあまりのおぞましい見た目だった故に何度もトイレに駆け込むくらい体調を崩し、以降はアース・ダマー捜索は保留となり、執着しなくなったことで目的自体は事実上の凍結状態になった。
ズウィージョウが起こした騒ぎの後でも研究を続けており、ユウディアスがTシャツになった時にズウィージョウ自ら彼の研究室に入り、(何故かテルが残していた)アースダマー汁によってユウディアスは復活。
その後は知り合いのアサカがバリベルギャーと800万人の同胞をこき使ってスピードアップで大王のもとへ向かっているアサカに『これ以上スピードをあげなくて良い』と言ってバリベルギャーを解放させたり、大王についての会話に参加、その直後にアサカとランランのリモートラッシュデュエル中、アサカ以外のみんなで待機中にラッシュデュエルをするなど上記とは変わった行動かつ完全に味方サイドとなっている。
さらに恐怖の大王が持つネガティブエネルギーの力の解説などを行う。
OPではズウィージョウ達と並んでいるが、別に徒党を組んでいるわけではない模様。アースダマーの存在情報を提供されて遊歩から入手はしたが、どういったことに使えるものかは分からずに研究していたことからも、チュパ太郎と同じく都合よく使われていた模様。