ハムカツ「完成!宇宙一のカレーパンや!」「勝太、世界を救うヒーローになるんやッ!」
勝太「おう…!」
「この1枚は重い…だが、俺はやる!! …俺達の絆、見せてやるぜ!!!」
「こんちきこんちきこんちき……こんちきしょうめええぇぇーッ!!!!!」
ボスカツ「行けーッ!ハムカツーッ!!」
ハムカツ「任しとけーッ!団長、今行くで〜ッ!」
「カラッとサクサク、中身はジューシー!!」
「これが、ワイらの友情の味やぁぁぁぁぁぁ!!!」
効果
宇宙一のカレーパン |
UC 火文明 コスト4 |
呪文 |
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
《勇者の1号ハムカツマン蒼》を1体、自分の手札から山札の一番上に置いてもよい。そうしたら、このターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+1000000する。 |
自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが火のクリーチャーなら、自分のクリーチャーと相手のクリーチャーを1体ずつ選び、その2体をバトルさせる。 |
この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札に加えてシャッフルする。 |
概要
『革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX』にて登場した呪文。
革命0トリガーにより、シールド0の窮地ならノーコストで使えるカードであり、その効果を最大限に活かすには勇者の1号ハムカツマン蒼が必須となる。
幸いハムカツマン蒼は汎用性が高い方だが、この呪文自体後述の問題点が付き纏う。
第一効果はハムカツマン蒼をコストに、クリーチャー一体のパワーをプラス百万する破格のパンプアップ。
ハムカツマン蒼自体は革命チェンジの特性上、他の切り札への繋ぎとして使われた後手札に戻る。しかしながら、破格のパワーの為に他のカード、それも特定のカードを手札に確保するまでが面倒。
二枚目以降が邪魔になって、肝心のハムカツマン蒼の確保に支障をきたしてしまう。
第二効果はデッキトップが火のクリーチャーなら、ボルシャック・ドギラゴンや百鬼の邪王門の様な強制バトルが可能。
当然相手ターンなら防御札となるが、普通に使うだけなら上記二枚の方が強い。
このカード独自の強みは、第一効果のコストを払えばこの第二効果を確実に使える点。呪文は上から順に解決するルールな為、パワー百万プラスされたクリーチャーで、相手クリーチャーを正面から叩き潰す。
第三効果は全効果解決後、この呪文を加えてシャッフルする効果。
再利用できるようにも見えるが、ハムカツマン蒼もシャッフルされるので、一から揃えるより新たなカードを引き込む方がコスパが良いと言える。
その点で考えれば、デッキトップがハムカツマン蒼で固定されるのをリセットできている。
背景ストーリー
終焉の禁断ドルマゲドンXと龍の極限ドギラゴールデンの最終決戦。
ドルマゲドンの圧倒的な力に苦戦するドキラゴールデンの為に、ハムカツマン蒼が自らをカレーパンに変えてドキラゴールデンに食われる、というまさかの奇策でドルマゲドンを超えるパワーをもたらし、最終的に勝利に貢献した。
因みに実際のデュエルでは、ドギラゴールデンのマナ送りと確定除去でドルマゲドンの禁断コアを砕き、最後の一押しとしてこの呪文を使う事で、背景ストーリーの展開を再現でき、実際下記のアニメで使われている。
アニメでの活躍
バサラがドルマゲドンを手に入れた事で、かつてドキンダムを使っていた頃よりも激しいデュエルの最中、ドギラゴールデンの『極限ファイナル革命』を突破されて絶体絶命の状況。
そんな時、カレーパン中毒の勝太の一言を聞いたハムカツが、「ドギラゴールデンがカレーパン食って腹一杯なれば勝てるんじゃないか(要約)」という謎理論に至り、ハムカツマン蒼をデュエル中に調理して誕生したのがこのカードである(カレーパンだが、揚げずに炎で直火焼きで完成)。
カレーパンを食ってパワー百万プラスされたドギラゴールデンは、シークレット版の様な全身が黄金に輝く姿となり、禁断コアを失い丸裸同然のドルマゲドンを倒してデュエルに勝利する。(ドルマゲドンは破壊されると強制敗北となる)
ちなみに、団長の胃袋に入ったハムカツだが、ドギラゴンが命懸けで帰還させており、ドギラゴン本人が帰還するのはジョー編のわりと終盤となる(帰還後はドギラゴン剣の姿で登場した)。
余談
文章で説明すると非常にシュール、そしてアニメでいきなり調理開始となるのもシュール、しかしハムカツとの思い出を振り返りながら勝利を勝ち取るシーンは感動的、というのが視聴者からの印象。
ドルマゲドンには有効だが、コスト4なのでドキンダムには通用しない。