概要
NHKで1965年4月8日から1966年3月31日まで放送されたSFテレビドラマである。実写とアニメを掛け合わせた日本初の合成作品とされている。
作は小松左京と平井和正の合作、小松が大体の構想について平井に説明してプロットを作り、平井がそれを受けてシナリオ化した。石ノ森章太郎(当時:石森)によって漫画化も行われ、『たのしい幼稚園』に掲載された(1965年7月号から1966年3月号まで)。
あらすじ
ある日、小さな円盤(直径30~40cmくらい)が墜落する。搭乗していたのはピピと名乗る宇宙人で、地球より100万年科学が進んだ星からやって来たという。その円盤を偶然俊彦、良子の兄妹が見つけたことから、ピピは兄妹の友だちになる。進んだ科学の力でつくられた円盤で時間旅行をしたり、悪気はないんだけどいたずらっ子のピピのせいで、ロボットが大暴れしたり、ピピといっしょに楽しい毎日が始まった。
登場人物
ピピ
声:中村メイコ
黄色いボディに大きな鼻が特徴の宇宙人。
俊彦
演:安中滋
良子
演:北条文栄
ゴン
演: 加藤順一
ケン
演: 乾進
シュン
演: 中島浩二
ホシヅル
声:石森達幸
お父さん
演:庄司永建
お母さん
演:島田妙子