宇治川源
5
うじがわげん
『from ARGONAVIS』の登場人物。
紫夕の回想によると、多忙さから幼い紫夕にも全くの無関心だったらしい。
過去にとある人物から作詞作曲を教えてもらい自分で曲を作る喜びを知った紫夕は、父を喜ばせたいと言う思いで父のために心を込めて曲を作った。だが、当の父は「必要なものは用意する。ただし、自信のある曲だけでいい。それと次は私に直接でなく秘書に渡せ。」紫夕を突き放した。
ただ父を喜ばせたかっただけなのに。ただそばに一緒にいて欲しかっただけなのに。ただ自分を見て欲しかっただけなのに。
純粋無垢な幼い紫夕はとてもショックを受けた、父が自分を見てくれない悲しみや、周りの人間に対する不信感を募らせていく。「今度は自分が弄ぶ番だ」と純粋だった彼の性格はすっかり歪んでしまい、数々の人を弄び、不幸にし、嘲笑い続けてきた。
つまり、紫夕が非道な性格になった元凶は、この父親だったのだ。
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