鉄をも両断せる宝剣ルクナバードは太陽のかけらを鍛えたるなり
概要
パルス(アルスラーン戦記)の英雄王カイ・ホスローの用いた宝剣であり、パルスにおける正当な王の証。300年前に英雄王が蛇王を倒した際に使われた長大な剣であり、カイ・ホスロー武勲詩抄では上述のように記され、300年間土中にあったにもかかわらず、錆一つつかない。カイ・ホスローの死後はデマヴァント山で彼と共に墓に納められ、英雄王の霊力が宿って蛇王を封印し続けた。
パルス歴三二一年の初夏にヒルメスが陵墓から掘り起こす。しかしルクナバードはヒルメスを拒否して蛇王の封印を解きかけた。その後ヒルメスの部下ザンデが独断でルクナバードを大地に戻して事なきを得た。
その後、自身が王家の血を継いでいないと知ってなお国王になることを決めたアルスラーンの手に渡り、ヒルメスとの一騎打ちでは僅かニ、三合でヒルメスの剣を跳ね飛ばしてしまう。アルスラーン即位後は玉座の背後の壁に飾られる。