概要
pixivのルールのひとつであるが、実際のところ誤解が含まれる。
詳細
実のところpixiv利用規約では「実写を主体とした作品」は禁止されてはおらず、どこにその記述があるかといえばpixivガイドラインに存在している。
根拠となる条文
ガイドライン中「イラスト、マンガ、うごイラ、及び各種投稿画像について」を抜粋引用する。
- 以下に該当する投稿画像(イラスト・マンガ・うごイラ・小説の表紙・設定資料・直接アップロードした挿絵など)の投稿等は禁止するものとし、当社の裁量により削除します。
(中略)
- フィルターや画像加工の有無を問わず、実写を主体とした画像であるもの
- ※実写を主体とした画像について
- 18歳未満の方に対して不適切な表現が含まれる場合を除き、以下に掲げる場合は投稿・使用が可能です。
- 写真を背景に用いる場合など主体性のないもの
- 加工を行うことにより実質的に写真と判断できないもの
- 小説の表紙として使用するもの
- 小説の設定資料機能で使用するもの
- 小説の「アップロードで挿絵を追加」機能で使用するもの
どういうことかというと
通常規約違反で禁止された行為であるならば「強制退会、利用停止、投稿作品のデータの全部もしくは一部の削除、又は公開範囲の変更等の不利益な措置」が課せられるものの、ガイドラインの禁止事項違反の場合、「年齢制限の追加や作品を削除し、下記の禁止行為を含む悪質な行為に対しては、会員IDの削除を行う」ため、処罰が異なる点( 厳密に解釈すると実写の投稿によりアカウント停止になることはないと解釈されるが、運営は斜め上の対応をする可能性があるため過信しないように )にも注意が必要である。
対処
この種のタグを使用するよりも、むしろ作品の横にあるこの作品に対する情報提供のフォームを使って運営に通報すべきであり、ガイドラインにも年齢制限の追加・削除対象画像を本サービスの運営チームが「この作品に対する情報提供」フォームから情報をいただいたものから優先的にチェックいたしますとの記述が存在する。