概要
広目天の眷属“八部鬼衆”の1つ。臭餓鬼、熱病鬼、災恠鬼、奇臭鬼、極臭鬼とも表記される場合もある。
インド神話における悪霊・吸血鬼であるブータナが仏教に取り込まれたた存在で、サンスクリット語を音写したもの。プレータ(浮遊霊)、ピシャーチャ(食屍鬼)とともに仏教における餓鬼の起源の一つとなった。
また子供に熱病をもたらす悪鬼で、その体は極めて臭く穢れている一方で、最も福の優れた存在だともされているといわれている。
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