概要
寝取りによって幼馴染・恋人・妻などの最愛の人を心無い連中に奪われた後で同じ、もしくはそれ以上の行為を行って奪い返す事を意味する。
そのため、洗脳や催眠を解除して取り返した場合とはニュアンスが多少異なる。
正確には寝取りの反対語ではなく寝取り行為の後に行われる事なので、一概には尻軽・ビッチなどと同じ様に見られる事もあるが、寝取り返しされたことでお互いに満足のいく行為を心ゆくまで行えるようになり、エロエロながらも真に強い絆で結ばれるケースもある(強いて形容詞するならば「淫乱一途」といったところか)。
寝取られた原因が自身に起因する場合…とりわけ男性の場合、短小や早漏、あるいはSEX下手など、性的に不甲斐ない理由で女性を他の男(稀に女性の場合もある)に寝取られたケースの場合、普通の寝取られモノならばそこで話は終わりである(典型的な寝取られエンド)。
…しかし、寝取り返しの場合、そこから何らかの要因(大抵の場合、寝取られたことによる激しい怒りによるもの)で寝取られ男が奮い立ち、覚醒したり徹底的に男を磨くことで「寝取った奴よりも(性的な意味で)上手くなった」寝取られ側が、寝取り男によって開発されて堕ちた女性を「(これまた性的な意味で)再開発する」ことで見事寝取り返しに成功する、というパターンが、寝取り返しにおけるポピュラーな展開だろう。
また、寝取り返した女性の不貞に対しては、寝取り返した男が自身の不甲斐なさを詫びてお互いに許しあう展開もあれば、女性の不貞を許さず「二度と他の男になびいたりしないように」との想いから(またまた性的な意味で)徹底的なお仕置きを敢行し(いわゆる「お仕置きックス」というやつである)、寝取り返した女性をメロメロにしてしまったり、あるいは半ば隷属させてしまうケースもある。
このほか、寝取られた女性を奪還するだけでは飽き足らず、寝取り男にとっての大切な女性(男の本妻や姉妹、娘など)をも寝取って自分のモノにするという「犯られたら犯りかえす」を地で行く、寝取りと寝取られの立場が完全に逆転してしまうものや、寝取られた怒りのあまり寝取られ側が寝取り男をフルボッコにしたり、最悪の場合殺害した上で寝取られた女性を奪還するといった、「寝取られ」というただでさえダークな題材の上にさらにダークな展開を重ねるケースもある。
復讐と言えばその通りなのだが。
このように、「寝取り」「寝取られ」自体がよろしくないニュアンスを含んでいるため、必然的に寝取り返しも大なり小なり暗い展開が付いて回るのは致し方ないことではある。
しかし、場合によっては寝取り返しによって愛情を取り戻してバッドエンドからハッピーエンドに変わる話もある事から、過程が暗くとも、結末まで暗い話であるとは限らない。
むしろ、寝取られる前よりもお互いの性技の向上や性欲の増大が図られたことにより、前述のようにエロエロかつ一途で幸せな家庭を築いたり、関係を修復することが可能なこともあるのだ。
「大切なものは失って初めてわかる」のは人間の悪い癖だが、「愛をとりもどす」こともまた、人間には可能なのだから。
…そもそもセックスの上手い下手だけでパートナーを扱き下ろすような相手を、果たして取り戻す価値があるのか?という根本的な疑問があるのは内緒だ。