概要
JR(当時国鉄)宇野線の大元駅から分岐し、岡山港駅までを結んでいた鉄道。
私鉄ではあるが株主に岡山県や岡山市がいて第三セクター的な資本構成であった。
名前の通り岡山港近辺の貨物輸送が目的であったが、副業的に旅客輸送も行っていた。国鉄の貨物輸送縮小に伴い1984年鉄道事業を廃止。
旅客輸送は途中からバスに押され不振だったが国鉄や岡山電気軌道への乗り入れ計画、さらに児島湾締切堤防まで伸ばして宇野線のショートカット線にする案もあった。
会社は倉庫やトラック事業を行う岡山臨港として現在も存在。2004年には完全民営化が行われた。