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概要

現実世界同様に陸地の呼称の一つなのだが、現実世界での定義が「四方を海に囲まれ満潮時でも水没しない陸地」なのに対して、ケムリクサの世界では「赤霧に完全に覆われない、居住・長期滞在が可能な陸地」くらいの意味と思われる。水を探して旅をしていることから分かるように島と島の間には海を確認することはできず、代わりに白い霧か赤霧が充満している。


〇〇県や××市の様に地域を呼称するものでもあり、姉妹は始まりの島を『一』として、遠征時にたどり着いた順番に番号を振る方式をとっている。"壁"を島と島を分ける境界として定めており、地続きであってもそれは変わらない。

霧で隔てられている島同士は橋で繋がっているのだが、レールの敷設はりなちゃんズが行ったと本人達が証言しているものの、橋自体がいつからあるものものなのかは不明。


実在の土地をモデルにしていると思われるが、ただモデルにしているだけなのか、そうでないのかは未だに分からない。


各島の概要

※謝辞

著名な特徴が見当たらない場所のモデルの推測にあたり、情報を挙げて下さった考察班の皆様と、"まとまる場所"を維持して下さっている某管理人様に心からの感謝を


一島

さいしょのひとの死と入れ替わりで姉妹達が誕生した始まりの地。

モデルは端島だと思われる、島そのものがコンクリートの建造物で出来ていると錯覚してしまいそうな小島。姉妹が一番安全と考えている理由は、離島であるが故のアカムシの迎撃のし易さからだろうか。


二島

モデルは九州北部、劇中に登場したのはスペースワールドと思われる。大きな工業地帯と港湾設備も遠方に見られた。

赤霧の影響なのか、地震で地盤が割裂・崩落し大型遊具が傾く程地面が沈下してしまった。

前日譚0.6話の高架下とりょうがアカムシを討伐した後のシーンが二島と考えられ、前者はスペースワールド駅前交差点、後者は官営八幡製鐵所旧本事務所眺望スペース付近らしい


三島

モデルは四国、劇中に登場したのは道後温泉駅(愛媛)瀬戸大橋(徳島)と思われる。前日譚0.7話でりくとりなが水を飲んでいたのも三島で、モデルは道後温泉駅前広場らしい

四島に繋がる空橋での戦いは序盤の山場。


四島

空橋が瀬戸大橋だとすると、モデルは岡山・兵庫の筈だが、前回の遠征時より赤霧の"水面"が上がっており、現実地理に当て嵌めると倉敷以東~芦屋市までが"水没"しているのだが、りつが所持している"地図ケムリクサ(仮)"を見ると、上記の部分が存在しないように見える。

だが、真相が何であれ、"水没"の所為で工業コンビナート設備の頂上部が所々見られるだけという状態となっているのは確かである(陸地の描写が電車用車庫尼ロック似の橋等、尼崎市にあるものばかりである為)。

ここから西にあるのが五島、東にあるのが六島となる。


五島

本編でも前日譚でも未登場。拠点として用いてる電車車両を入手した場所らしい。

電車のモデルから、少なくとも広島を含めたエリアと考えられる。


六島

モデルは大阪、劇中に登場したのは梅田地下街及び阪急駅と思われる。

ここの壁の部分で引っかかっていたミドリちゃんの枝を保護したらしい。

ただでさえ『ダンジョン』と称されるほど複雑に入り組んだ構造をしているのに、作中では一部崩落しており突破難度が上がっている。

陸上部分は赤霧とアカムシの天下となっているらしい。


余談

2019年1月中旬時点で、スペースワールドは無くなり、梅田地下街泉の広場は無くなる予定である。それらが架空の終末世界では残っているというのは皮肉としか言いようがない。


関連タグ

ケムリクサ りん(ケムリクサ) りつ(ケムリクサ)

りな(ケムリクサ) りく(ケムリクサ) りょく(ケムリクサ)

わかば(ケムリクサ)


ここから先、第7話以降のネタバレとなる為、閲覧注意





























七島

モデルは存在するのか否かすら不明であったが、考察班の粘り強い調査探索の結果、19年7月に廃墟の一つが大津港ターミナルである事が特定され、

滋賀県琵琶湖がモデルである事が確定した。

六島との境目が姉妹の認識の中でも曖昧で、地下空間を抜けた所から七島なのか、遠征史上最大の"壁"を境界とするのか明言が無かった。

巨大な『ミドリちゃんと同種の木』と、その枝や根に占拠されたエリア。上述の"壁"に守られており、赤霧もアカムシも侵入できない。但し"壁"には仕掛けがあり、下手な事をすると"アオムシ"に襲われてしまう。

りょくが言及していた湖は確認できないが、島の中心部にある『木』の大きなウロが泉になっている。りつは「辺りの水を全て吸い上げている」と推測している。

『木』の影響か六島地下空間出口と大きな”壁”の間には赤霧が全くと言っていい程見当たらない。また、地形の変動があったのか、根は地面から随分高い位置にあるように見える。そして不可解な事に根のに道路標識や街灯が立っている。












わかば「ちょっと、開けてみていいですか?」

りん「やれよ…」




























八島

七島の反対側の"壁"を開けたわかばとりんを待っていたのは見通せない程の濃い赤霧と、夥しい数のシロアリじみたアカムシ達によって真っ赤に、真っ赫に染まった光景であった。

どれくらい濃いかは、視覚が鈍いりなの「今まで見た事が無いくらい濃い」という台詞で察することが出来るだろう。

他に見えるのは、赤霧を吐き出しアカムシを生み続ける『赤い木』の巨大な根、そして遠方に大きな山。

シロアリじみたアカムシは実際シロアリの様に『木』の根や枝を食い荒らし、地盤と"壁"を崩落させ続ける。狙いは、今までの経緯を考えれば明らかだろう。

モデルは、赤霧の浸食の所為でランドマークがほとんど崩壊している状態であるが、黒部ダム似のダムや遊覧船ガルベと思しき船から富山県立山地方と推測される。

余談だが、本編で一行に採用されたルートのモデルは立山黒部アルペンルートなのだが、当該ルートは20年以上前に放送されたローカル番組にて、冗談として遭難必至の難所扱いされていた。時が経ちアニメとはいえ本当に難所と化すとは誰も思わなかっただろう…。


九島

"壁"ではなく地形(山々の尾根)で区別されたと思われる島。

富士山と思しき大きな山が見える事から、モデルは山梨県と推測される。この山は八島の入り口から見えていた山である。

山は夥しい数の根によって持ち上げられているように見える状態、麓は赤霧溜り(しかもアカムシ沢山)だらけでさながら『赤霧の水田』といった様相を呈している。

尚、山については根によって抉られて上記の様になった説もある。

山から七島の木と六島を眺められるのだが、ここで六島の地表がかなり高い・或は地盤沈下が余り起きていない事が分かった。

山はかなり高い為、赤霧が登って来ない。頂上の山小屋と思しき地点の近くには壁があるのだがこの壁、なぜか内部にヌシがいて通過を妨害してくる


十島

モデルは東京。描写されたのは新宿駅周辺。作中では原形を止めたバスタ新宿やNTTドコモ中野ビルが確認された。

高層ビルはほぼ全て下層階が浸蝕(?)されており青っぽい根で支えられている状態で、赤い根を迂回しているにも拘らず、高濃度の赤霧と質と量共に強力なアカムシが蔓延る魔境である。

また、赤霧の腐蝕作用の為か、バスタ新宿以南の地面の大部分が消失し、首都高新宿線が『沿岸』になっている状態である。その先にあったのは宙に浮いているように見える壊れたバケットホイールエクスカベーターと、それを支柱にして生える、りんが初めて見る色のケムリクサの木(葉の色は青白く見える)。

『赤い木』は重機とケムリクサの木を登った上で更に遠方にある。


りょくとわかばの見解

ダイダイに残されていたりょくのメモの中に、島の繋ぎ目が不自然である事を根拠に、地形変動の可能性を疑っているという記述があった。

確かに、本編描写の中でも「空橋は途中で切断されている様」に見えたが、地形変動が起きたのならばこれにも説明がつく。

そしてりょくとわかばが対面し島と壁について話し合ったところ、地形変動は意図的なものであるという結論に至った。


このせかいのしんじつ

大きな山や高層ビルを支えている「青っぽい根」が3Dプリンターの印刷物フレームに似ていると考察した人がいたのだが、その人は慧眼だったと言える。

この世界は"船"と呼ばれる広大な空間の内部で、地球上の文明の成果を3D印刷したものだったのである。

プリンターもインクやトナーに相当する物もケムリクサであるため、島そのものがケムリクサの集合体とも言える。赤霧に腐蝕作用、そしてアカムシがケムリクサを狙う習性があるように見えたのは根源である赤い木がある理由からケムリクサを抑制する目的で作られたものの為であり、陸地が崩落していくのは必然の事と言える。


??島?

最終話で消えて逝ったりょう達が辿り着いた場所。

蓮の葉のようなケムリクサが多くある。モデルとなったのは一蓮托生になっていることから極楽浄土だろうか。

蓮のような葉からはプリント中の多数のビル-星の文化財が伸びている。

「赤い木の消失により回復した"船"のデータサーバーの中」というのがりょくの推測。


ネタバレ関連タグ

結城友奈は勇者である…大樹がキー要素&終末世界が舞台&壁の向こうは絶望だった&ステゴロヒロイン繋がり

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