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ケムリクサ

けむりくさ

同人サークル「irodori」制作のアニメーション作品。もしくは作中に登場するアイテムの名称。
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ずっと昔、さいしょのひとが船に乗ってこの星に不時着したとき
船の外は紅霧に汚染され外に出られませんでした。
さいしょのひとはこの星で生きていく為に、
ピンクの液体を使い自分を7分割し、
それぞれに特化させた能力をもたせました。

そのうちの一人は脳を特化させ、
さいしょのひとの記憶と情報を引き継ぎましたが、
分割の直後に自ら紅霧に飛び込み死んでしまいます。
残った6人は手探りで生活をはじめました。

近くに生えていた樹のまわりは紅霧の濃度が低いこと、
紅霧のなかには虫が出ること、虫には樹から取れる葉が有効なこと、
色々なことを時には命がけで学んでいきました。
それぞれ名前もつけ、互いに識別しやすいように髪を結わえました。

それから2000年ほどの月日が流れました。

概要

ヤオヨロズ所属のアニメーター・アニメ監督であるたつきが代表を務める同人サークルirodori」による自主制作アニメーション作品。
2010年2012年制作。サークルの作品としては第4作目となる。
2012年10月27日、「第24回CGアニメコンテスト」にて作品賞を受賞。

2017年12月に開催されたコミックマーケットに参加した「irodori」出品ブースにて、本作の主人公の一人である凛の後ろ姿が描かれたモノクロアートのチラシが配布される。そのチラシの右下端にピンクで「TVアニメ 始」と刻まれており、訪れたファンの間で話題となった。
そして翌2018年2月11日、ヤオヨロズの近況トークイベントにて正式にTVアニメ化が発表された。
更に同年8月10日には、「2019年1月から、(ひとまず)BSフジ他にて放送」という発表があった。ネット配信として、Amazon Prime Videoでの独占先行配信も予定されている。

制作スタッフ

2010年版

監督・アニメーションたつき
モデリングタチ
キャラクターデザイン・2D平安
背景美術ゆっこ
ちゃぼ
音2かきね
スペシャルサンクスema
スペシャルサンクス2毎月見て下さった皆さん


2019年版

原作・監督たつき
作画監督伊佐佳久
美術監督白水優子
アニメプロデューサー福原慶匡
制作ヤオヨロズ
製作ヤオヨロズケムリクサプロジェクト


登場キャラクター

※CVは2010年版 / 2019年版

凛(りん)

CV:琥遥ひより / 小松未可子

星に不時着した「さいしょのひと」から生まれた「七姉妹」の一人。
毛先が上を向いたポニーテール、長い黄緑色のマフラーとライダー風の黒いスーツが特徴の少女。律、鳴との3人で、荒廃した都市内部に築いた「村」を拠点に暮らしている。

一人称は「わたし」。常に冷静に徹し、感情を表に出すことは殆ど無い。過去に相棒である陸を失った経験からか警戒心は人一倍強く、部外者であるわかばに対しては即刻処理しようとするが、鳴の分身を救出したことを機に多少なり軟化し、後に壁の外を探索する新たな相棒に抜擢した。

都市を半分に隔てるように作られた巨大な壁の外から侵入した「虫」たちと日々闘いを繰り広げている。常人離れした身体能力を持ち主で、虫たちとの戦いにおいて接近戦では体術を、遠距離からは、虫の弱点である「ケムリクサ」による間接攻撃を行う。

律(りつ)

CV:kokko / 清都ありさ

七姉妹の一人。
長いアホ毛の付いたセミロングヘアーと猫耳・しっぽが特徴の少女。他の姉妹と同じく「村」で暮らしており、そこにある「木」の管理と防衛、凛の使うケムリクサを生成する役目を担っている。姉妹の中では年長者であり、凛や鳴からは「姉さん」と呼ばれている。

一人称は「わたし」。艶のあるおっとりとした喋り口調で、語尾に「~にゃ」と付ける癖がある。良識的な考えの持ち主だが、自分たちの生命線でもある木に無闇に近づく者には容赦はなく、何も知らずに木に触れたわかばに対し怒りを露わにするなど、所謂「怒らせると一番恐いタイプ」。

虫たちとの直接的な戦闘に参加することこそないが、わかばを捕縛した際には恐ろしい形相の巨人を出現させ強襲している。

鳴(りな)/りなちゃんズ

CV:桜音恋 / 鷲見友美ジェナ

七姉妹の一人。
パッツン前髪にツインテール、近未来的な世界観に似つかわしくないメイド風の衣装が特徴の少女。とある経緯から7人に分身したが、内2人が虫との戦いで死亡(その一人である「りなこ」は物語冒頭にて死亡)しており、現在は「りないち」「りなじ」「りなぞう」「りなし」「りなむ」の5人となった。

一人称は「りなちゃん」で語尾に「~なっ(一人だけ「~のっ」)」を付ける独特の喋り方をする。姉妹の中では一番年下で、凛のことは「ねーねー」、律のことは「りつねえ」と呼ぶ。言動も外見に違わず幼く、虫との戦いをゲーム感覚で楽しむ戦闘狂めいた節もみられるが、それ故か相手の術中にハマり危機に陥ることもしばしば。

わかば

CV:万広寺悠宇

人間の男性。
ベリーショートの茶髪に三白眼が特徴の青年。記憶を失っており、自分が何処から来たのかも分からず、気がついたら村の中腹にあるダム型の溜池から浮上した。当初は凛に警戒され殺害されそうになるも、姉妹たち各々の能力による識別や、虫の弱点であるケムリクサにも特別ダメージをみせなかったことから人間だと断定される。

一人称は「ぼく」。推しの弱い性格だが何事にも好奇心旺盛で、迫る身の危険に恐怖と好奇心の間で葛藤するなどコミカルな描写も多い。また「でら怖い」「めっさ気になる~」など名古屋弁をおもわせる言葉をしばしば用いる。

鳴捜索の際、無意識に使った謎の能力で彼女の居場所を特定した。その能力は3姉妹の姉である陸に酷似しているが、何故人間である彼が姉妹たちと同じ能力を持っているのかは不明。

陸(りく)

CV:桜音恋

凛、律、鳴と同じ七姉妹の一人で、彼女たちにとっては姉に当たる人物。
左右に3束ずつ(計6束)三つ編みを結った個性的な髪型とギザ歯が特徴。

一人称は「おれ」。男性的な言動を用いる姉御肌。かつて凛と共に「壁」の外側に遠征したがその時に死亡したらしく、本編では主に凛たちの回想で登場する。

用語

ケムリクサ

凛が携行している道具。
「木」を原料として作られており、口に咥えることで外傷を治癒したり紅霧の中でも行動できるようになる。虫たちにとってはこの上ない毒でもあり、彼らへの対抗手段(武器)としても使用される。

紙煙草のような形状をしており、味もわかば曰く「水気の多いタバコ」であるらしい。

七姉妹

2000年前に物語の舞台である星に不時着した異星人(さいしょのひと)が、星の環境に適応するため自らを7体に分割したことで生まれた存在。律曰く「仲良し萌え萌え七姉妹」。

七人はそれぞれ「ななし」「稜(りょう)」「綠(りょく)」「陸(りく)」「律(りつ)」「凛(りん)」「鳴(りな)」を名乗り固有の意志を持ち性格もバラバラだが、皆共通してピンク色の頭髪をした10代~20代程の女性の姿をしている。またさいしょのひとから継承されたのか、各々がそれぞれ一つの能力に特化している。なお長女(?)であるななしはオリジナルから記憶と情報を引き継ぐも、分離直後に自害したという(動機は不明)。

凛は自分たちを「人間」であると認識しているが、虫に破壊された鳴の体の断面がピンク色であり頭部を抉られるほどの致命傷を負っても普通に会話ができる、死後は体が霧散するなど、人間(むしろ生物)として不可解な側面が多数見られる。またわかばに対して「血が赤いのは虫だ」とも発言している。

星の各所に存在する未知の存在。
サイズや造型は様々だがその外観は呼称の通り多足類を彷彿とさせ、高度な機械技術で形成されたロボットのようでもある。

凛たちが木を維持するために行っている水の収集を妨害するが、その目的は不明。「ヌシ」と呼ばれる大型は人語を発し、彼女たちにマニュアル的な言葉で警告する場面も見られた。

関連動画

前編

後編


関連タグ

自主制作アニメ TVアニメ 2019年冬アニメ
たつき監督 ヤオヨロズ株式会社
ポストアポカリプス
煙草/タバコ:タイトルや一部キャラクターの由来とおもわれる。

けものフレンズ(アニメ):irodoriメンバーが制作に携わったTVアニメ作品。物語序盤の展開など本作に似通った点がいくつかみられる。

外部リンク

公式サイト(ティザーサイト)
公式Twitter
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