概要
ヤオヨロズに所属するアニメーター・アニメ監督であるたつきが代表を務める同人サークル「irodori」によって製作された自主制作アニメーション作品。
2010年10月9日、「第22回CGアニメコンテスト」にて入賞。
他のirodori作品に比べパロディ・ギャグ要素が多く、後の『けものフレンズ』を始めとする氏の携わったアニメにも通ずるセンスとニコ厨ぶりを垣間見る事が出来る。
因みにメイン画はYouTubeやニコニコ動画など「irodori」アカウントのアイコンとして多用されているイラストである。
登場キャラクター
銀縁めぐむ
CV:方広寺悠宇
本作の主人公。先週転校してきた。
眼鏡が好きなのではなく眼鏡っ娘が大好き。“眼鏡マニア”ではなく“眼鏡っ娘オタク”(大事な事なので2回言いました)。世界眼鏡スキー連盟代表。
頭の中は眼鏡っ娘の妄想でいっぱい。おかげで文子が同じクラスだという事実に気付かなかった。
さつきの素質を一目で見抜き「まさに僕の眼鏡の女神!ヴィーナス、メガネヴィーナス、メガヴィー!!!」などと熱く興奮しながら眼鏡をかけさせようとするも、恐怖と怒りで覚醒した彼女にフルボッコにされてしまった。...が、それでもあらゆる手を使って眼鏡をかけさせようとする。
このように変態であるためか身体はかなりタフで、上空から地面に叩きつけられても無事だった。ただ、当たり判定は結構大きい。
顔は整っている方であり妄想中の顔は傍から見ると普通に好青年に見える。つまり黙ってればイケメン。
千里さつき
CV:ウシロ
華奢そうな見た目とは裏腹に、何か(恐らく運動部)の全国大会において女子だけでなく男子の部においても優勝を収めるほどの身体能力を誇っている。
ある出来事がきっかけで眼鏡にトラウマを持っており、眼鏡を見たり掛けさせようとする人がいたりするとスイッチが入って覚醒し、髪は赤く逆立ち身体能力・戦闘能力共に大幅に向上してしまう。その力はさつきの住む商店街に警報・シャッターなどの対策が行われるほどである。
中盤において羽が生えるなど進化した。
森山文子
CV:eoh
さつきの親友。穏やかで落ち着いた雰囲気をまとっており、クラス男女問わず慕われている。人徳者なので世話焼きな立ち位置にいる。
機械いじりが得意らしく、さつきに割られたただのカエル「ケロヨン」の置物を「もっと強度が必要」などと言って試行錯誤の末に空を飛ぶ程度の能力や迎撃ミサイル能力までつけてしまった。
実にすごく楽しそうである。
千里恋途
CV:方広寺悠宇
さつきの父。おっとりとした性格。眼鏡屋「千里眼鏡」を営んでいる。
ちなみに店の壁に貼られている「全国眼鏡普及委員会」のポスターに描かれた女性は恋途の妻、つまりさつきの母である(オマケ動画にて判明)。かなりの眼鏡美人なので子であるさつきも適正は高いハズであり、要はめぐむの目は間違っていなかったという事になる。
ってポスターの内容と言い外人4コマの件といい恋途ェ...。
余談
たつき氏は後に監督を務め2017年冬アニメとして放送されたアニメ『けものフレンズ』にて大ヒットを収めているのだが、実は『眼鏡』には背景としてハシビロコウが登場している。それだけなら何の変哲もないのだが、アニメ版けもフレにおいてハシビロコウのフレンズはかなりの人気を誇っており、まさに約8年前に予言していたという事になった。