市松くん
いちまつくん
赤ずきんチャチャに登場する市松人形のような姿のアンドロイド。
原作後期(アニメ終了後)の登場人物のためアニメには登場しない。
元々はポピィくんを抹殺するためにもみじ学園から送られた刺客。しかし、心の声を無意識に口に出してしまうため、すぐに正体がバレてしまった。
それでもお構いなしにポピィを殺そうとするがどの方法も上手くいかず、挙句チャチャたちに惑わされ自分が何であるか分からなくなってしまう。直後、もみじ園長から自身に爆弾が内蔵されていることを聞き、最初から捨て石として送り込まれたことを知りショックを受ける。しかし、ポピィの超能力によって爆弾はすでに破壊されており、事なきを得た。
その後は、自身を破壊しようとしたもみじ園長を深く怨み、うらら学園に寝返った。また、命の恩人であり、自身と同じようにもみじ学園を抜けたポピィくんを真の友と呼び、強く執着するようになる。
事あるごとにポピィに絡み、彼から迷惑がられている。自身のその粘着ぶりには自覚があるようで、ホモだと疑われるのを心配しているのかとポピィに問いかけたことがある。
また、魔王である平八の事を心底嫌悪しており、彼がポピィの側にいるのを見ると激しい嫉妬心と憎悪をむき出しにする。(ポピィくんにとっては二人とも自分に厄介事を持ってくる悩みと胃痛の種であるため、二人が共倒れになった時には、かなり黒い哄笑を上げた)
自身がアンドロイドであることから機械の扱いに長け、にゃんこハウスの隠されたシステムを見抜いたり、あるいはどこぞの悪魔と組んでヒーロー変身ブレスレットやロボットなどを作り上げている。開発した変身システムは、案の定ポピィくんに無理矢理装着され、彼をほほえみ星からやって来た正義のヒーローに変え、自らは「長官」を(勝手に)名乗る。
登場初期は子供(人形)らしく可愛らしい顔立ちをしていたが、物語が進むごとに性格に合わせてどんどん目つきが悪くなっていった。
さらにのち、エガオンの発展型として変身システムを量産して人員を募り、ご町内に一戦隊の体制で地域の平和を守る組織「あなたのマジカルレンジャー」を結成。ガチの長官へと就任した。
物語終盤で体を押しつぶされて破壊され、それを期に少年の姿から長髪の成人男性の姿に新調している。また、続編の赤ずきんチャチャNでは自我を持っている胴体と喧嘩別れし、生首状態で登場することが多い。