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CV:興津和幸


概要編集

鉄道員の制服を着た人物。都会の鉄道会社で働いていたが、吾野に戻ってきた。しかし、昔とはすっかり変わり、老人のようになってしまった。

静留たちには、運転方法の教授や、定期連絡などでサポートしている。


人物編集

吾野の他の成年住民は、外見は人間以外の動物で(今のところは)人間の言葉を話すことができるのに対して、善治郎は逆に外見は人間のままだが喋ることはできず、「ぼっぼー」という声しか出せない。


額に手術痕がある。これは「7G事件」の元凶、ポイズン・ポンタローに「うにゃうにゃ手術」を受けたときのもの。性格が変わったのもその影響。

7Gの危険性を訴えていたため、7Gを起動させるにあたり、口封じのために受けさせられた。恐らく、後述のマコトも同じ理由で受けさせられそうになったと思われる。

手術を受けさせられた際、ともに受けさせられそうだった、甲把(がっぱ)・マコト・オングストロームを身を呈して助けている。

そのため、マコトは善次郎を恩人として、いつか恩返ししようとしている。

また、マコトとは小学生のころからの幼馴染みで、よく喧嘩をしていたらしい。しかし、話しぶりからして何だかんだで仲はいいらしい。


鉄道員の制帽を被ると若返り、喋ることができるようになるが、不安定で、1日につき5分しか維持できない。

手術の影響で、吾野を出ると身体に異常が出るらしいが、東雲晶は暗示の可能性を指摘している。


かつては、鉄道会社で働いており、静留曰くエリートだったらしい。その知識を生かして、静留に運転技術を伝授した。

上記の「うにゃうにゃ手術」の影響で、電車には乗らなかったが、モールス信号で毎日午後5時に定期連絡を取っている。

定期連絡で重要な話をするとき、無駄話をして時間切れになるのが定番オチとなっている。


第9話で、稲荷山公園からやってきたマコトと再会。彼女の発明品とおぼしき翻訳機で情報収集を受けている。

5分だった理性を保てる時間も、少しずつではあるが伸びてきている。


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