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概要編集

アニメ『終末トレインどこへいく?』の世界で放送されていたテレビアニメ。全26話。

2021年の作品(7G事件で中止になったとの発言から)で、テレ玉では毎週木曜深夜24時に放送されていた。

不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をモチーフとした異世界転移もの。裏世界に迷い込んだ人間・アリスがそこで出会った仲間とともに敵と戦うバトルアニメ。主人公たちは毎回ピンチになり、強いレベルの性的なシーンが散見される。


『鏡の国のアリス』ではチェスがモチーフとなっているが、『練馬の国のアリス』は物語後半で将棋をモチーフとしていることが明かされる。


あらすじ編集

あるきっかけで、いわゆる「引きこもり」になっていたアリス。

ある日、筋肉ムキムキの三毛猫にゲームを奪われ、追っていると、異世界・裏練馬に迷い混んでしまう。

裏練馬で、個性的な仲間たちと出会い、悪の首領・渾沌とその仲間たちとの戦いに巻き込まれていく。


登場人物編集

本編での動向については『終末トレインどこへいく?』の「登場人物」を参照。


アリス一行編集

主人公。ある事件で「引きこもり」になっていた。ひょんなことで「裏練馬」への入り口を見つけ、渾沌一味との戦いに巻き込まれていく。

自殺願望の強い性格。テンションの落差も激しい。自殺をするために、常に首に縄を巻いている。

世界の様々な拷問具を身体に備えるプロの拷問師。代々、拷問師の家系で、プライドが高い。ただ、自身は拷問は苦手らしい。

ケシの化身。外的な苦痛を受けると、白い液体を出し、気持ちよくさせる。遺伝子組み換えで「中毒星人」にはならない、らしいが…。


渾沌一味編集

裏練馬のボス。犬型の怪物で、カオスを好む。

ウシだかヒトだかの巨乳妖怪。体にかかると猛烈に痒くなり得体のしれないブツブツがいっぱいできる酸性の母乳を四方八方にまき散らし、いったん出ちゃうと自分でも止めることはできない。

野球選手になりたかったラグビー選手。

名前の通り人々のこの世の、すべての罪悪感が集まって具現化したもの。何かをするにつけて、謝罪の言葉を発する。

筋肉ムキムキの猫。アリスを裏練馬に引き込んだ張本人。

人心御供にされた序二段の力士の転生。体のデザインはその時の名残と言われているが、自分で描いたといううわさもある。

セミの形の怪人。本人曰く「セミの良いところだけを集めたエリート」だが本当は只の雑種。死んだふりが苦手。

渾沌一味の兵卒。読んで字の如し将棋の「歩兵」に当たる。弱いくせにみんな威張っており、長いものには巻かれつついい加減に暮らしている。


その他編集

豚の姿をした裏練馬の住民。渾沌たちから圧政を受けている。

  • ハリガネムシおじさん

ケシに当てられ、ハイになっている。耳に残る歌を歌っている。アリスがピンチになると現れ、秘密兵器を与える。


用語集編集

  • モチゴマ(持ち駒)の泉

死者が復活するという伝説の泉。ヨードチンキのにおいとピーナッツバターの味がするが猛毒。混沌の別荘にある。くだんはここから生まれた。

  • ロシアンウォシュレット

人生で一番の快楽を味わえるお湯が出るウォシュレット。数回に1回ぶっとい針が飛び出して直腸を刺す。

  • 首狩り鎌

首を狩るのに適した鎌。狩れないものはない。


エピソード編集

  • 第一話 エスカレーターからウラ練馬
  • 第二話 スーちゃん、逝く
  • 第三話 恐怖の皇帝 渾沌 現る
  • 第四話 ハリガネムシおじさんとの邂逅
  • 第二十五話 負け犬の遠吠え ただしノーフォークテリアに限る

関連タグ編集

終末トレインどこへいく? 作中作

東映アニメーション:劇中で『練馬の国のアリス』を製作したアニメ会社は語られていないが、本作をモチーフにした回の舞台である大泉学園駅がスタジオの最寄駅である。

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