千倉静留
ちくらしずる
ちょっと行ってくる。池袋!
CV:安済知佳
アニメ『終末トレインどこへいく?』に登場するキャラクターで、本作の主人公。
吾野出身の高校2年生で、頭よりも体を動かすタイプ。
親友探しに出ることを決めたら、即断で実行に移すほどの行動力を持つ。
電車の操縦方法を数日で習得するなど、物覚えもよい。
祖父から吾野柔術を習っており、二段を取得している。
中富葉香とは親友でよく一緒にいた。しかし、あるときケンカ別れしてしまい、そのまま葉香は行方不明に。
以来、吾野中を探し続けている。進路希望にも全ての枠に「人探し」と書き、教師を困らせていた。
葉香に対する思いは強く、彼女に関わることになると、感情の起伏が激しくなる。
電車を運転して一人で池袋へ葉香を探しに行こうとする、ついてきた友達に「池袋に行くのは自分ひとりでもよかった」と言い放つなど、ひとりで抱え込みがちな部分もあり、後先考えず、口走っては結果的に上記の葉香や仲間達の怒りを買ってしまうことがしばしばあり、玲実以上に問題児である。
猪突猛進で好戦的な性格だがゾンビに拉致された際、スカートを気にするなど年齢相応な一面もある。
第1話
7G事件の影響で、マレーグマになってしまった住民(マサさん)に襲われそうになっていた星撫子を助ける。進路希望に全て「人探し」と書いて、教師に指導されていたらしい。そんな中、1ヶ月に1度やってくる黒豹キャラバンが持ってきた新聞に、池袋にいる葉香の写真が載っているのを見つける。
線路の近くで帽子を探していた平善治郎に気付き、ポチさんの協力で吾野駅に止まっていた電車の運転席にあった帽子を見つける。帽子を被った善治郎は若返り、7Gのことを話し出した。
善治郎に電車の運転方法を教えてもらった静留は、学校を辞めると宣言し、一人電車を運転して池袋へ行こうとする。(追いかけてきた星撫子、久賀玲実、東雲晶、ポチさんも電車に飛び乗る。)
第2話
電車を運転し、池袋を目指す。
途中、ついてきた3人に「池袋に行くのは自分ひとりでもよかった」と言い放つも、撫子に促され謝罪。
途中、高麗川でスワン仙人と出会い、家から持ってきた加熱式たばこのカートリッジとスワン仙人お手製地図を交換する。
玲実の提案で荷物を取りに一旦吾野に戻ろうとするが、津波が発生し線路を破壊、東吾野駅を目指すことに。
第3話
東吾野でマツタケイコの案内で、旅館に泊まることに。撫子、玲実と一緒にサウナに入るが、翌日頭にキノコが生える。このキノコは全てがどうでもよくなり、寿命が1~2年になる寄生キノコで、池袋行くことがどうでもよくなった。晶に葉香のことを言われ、彼女への気持ちを思い出した静留は、自力でキノコを抜き復活。この際記憶損失になったふりをして晶を脅かした。
マツタケイコ達のキノコも抜こうとするが、断られる。
第4話
撫子の提案で、電車の運転を交代制にすることになり、彼女らに運転方法を教える。
晶の尻に生えたキノコを玲実が抜いたところ、晶がおかしくなったため、「ドクター」がいるという稲荷山公園駅を目指す。
しかし、稲荷山公園で玲実と一緒にドクターを探しに行こうとするが、ミニチュアサイズになった戦車や戦闘機の攻撃を受け、81式短距離地対空誘導弾の麻酔ミサイルで眠らされ、
ヘリコプターに磔にされてしまう。
第5話
磔にされているところにやってきた稲荷山公園の住民に、この街がどうなっているかを聞く。おしっこが漏れそうと脅し、縄をといてもらい、稲荷山公園を支配しているボスを倒しに行く。
しかし、再び麻酔ミサイルで眠らされ、ボスに捕まってしまうも、玲実が大暴れしたお陰で助かる。最終的にボスは狭山湖の無人島に連れていかれることになった。
第6話
玲実の提案で乗っている電車の名前を考えることになり、「アポジー」を提案。それが採用される。
天文学者を目指したいという葉香を否定し、そのまま葉香と喧嘩別れになってしまったことをみんなに話すが、その事を批判され、一人電車を降りて歩いて池袋行くと言い出す。
ポチさんが付いてきたが清瀬駅付近で迷子になってしまい、渡りゾンビに捕まってしまう。
第7話
撫子、玲実、晶が助けに来る。「性に弱い」と聞いた三人のお陰で一旦電車まで逃げることができた。
しかし、ゾンビの女王黒木美都がゾンビのフリをした人間と見抜いており、話をすることに。
第8話
東久留米駅で股間の痒みに襲われる。ひばりヶ丘駅では、葉香とのトラウマを思い出すことに。
大泉学園駅では、渾沌に乗っ取られた街をみんなと一緒に救うことに。
アニメ練馬の国のアリスは葉香と少し見た程度で知識は無かったが、三人やスーちゃんの話を聞き理解。墓から渾沌に消されたアリスを復活させるために必要なカケラを入手するが、復活は失敗。
自分達が練馬の国のアリスのキャラになって渾沌達と戦った際は、ごーもんティーになり、序二段を倒した。
そして渾沌に池袋に魔女王・葉香がいることを伝えられ動揺する。
第9話
葉香が魔女王になっていることを知った静留は思いつめた末、撫子たちに6話でケンカした事を唐突に謝罪する。
不器用で言葉足らずな謝罪を、撫子たちは快く受け入れてくれて、彼女らの絆が浅くは無い事が示された。
途中でスワン仙人と再開、7Gで変容した世界の現状と、放置すれば池袋ごと収縮して崩壊する予想を聞かされる。
難しい事は理解できない静留だが、葉香に会うため池袋を目指せば妨害を受ける覚悟を問われる。
葉香が魔女になってしまった情報を受け入れたくない静留に、撫子は葉香が無理矢理魔女王にさせられていると予想した。
第10話
終点・池袋駅に行く途中、行方不明だった父と再開する。
父と娘らしいやりとりの末、先の椎名町とトキワの様子を知らされる。
善治郎からの線路モールスで、7Gを止めなければ世界が消えるのが事実だと知る。
父は同行したがったがクズリ化が進行していて力が出せない父に、吾野に帰り母と会うべきだと言う静留。
撫子が太鼓判押してくれたこともあり、娘の成長を信じた父から、世界を元に戻すことを託された。
池袋駅の直前の椎名町駅にて、売れない漫画家トリオの刺客に行く手を阻まれる。
静留は敵の能力により、カートゥーン調のネズミに変えられてしまい、吾野柔術を封じられてしまう。
晶の活躍で勝利、葉香がポンタローの元にいること、事件の中心にいる事を改めて知る事になる。
第11話
終点・池袋駅に到着した静留は葉香と再開するも、7Gに囚われ変容してしまった葉香から拒絶されて傷付く。
葉香を追おうとする静留だが、ポンタローの部下たちに襲撃され一旦逃げる事に。
善治郎から7Gの破局を改めて聞かされた後、葉香に7Gボタンを押させれば元に戻る可能性を信じて希望を取り戻す。
噴水の真ん中に設置された7Gボタンを発見するも、葉香の護衛のポチが立ちふさがる。
ポチは強く、晶除く三人掛かりでも歯が立たない。
攻防の末、晶と美都がボタンを押すも不発に終わり、ポチを足止めしていた静留はポチに締め落されて意識を失い、葉香はポンタローに連れ去られてしまった。
第12話
意識を取り戻した静留は、葉香を装甲列車で連れ去ったポンタローを仲間と共にアポジー号で追跡する。
渡りゾンビの活躍もありポンタローに追いついた静留は吾野柔術で戦う。
葉香を心から想うポチの計らいでポンタローは敗れ、静留は葉香と向き合う。
葉香は荒ぶり静留を攻撃するが、幼稚で不器用だが真摯な気持ちをぶつける静留の想いは届き、ふたりの友情が戻った。
ポンタローの再襲撃も退けた後7Gボタンが押され、世界は元に戻らなかったけれど、吾野への帰路についた静留と仲間たちの未来と冒険は続いていく。
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