弓兵ダニエラ

きゅうへいだにえら

弓兵ダニエラとは、｢千年戦争アイギス｣に登場する味方ユニットである。

「そうね……もし寂しくなったら王子ならいつでも慰めてあげるわよ」

概要

序盤で手に入れることのできるアーチャー。

初期から手に入る弓兵ソーマに比べて全体的に性能が高く、早い段階から王子を支えてくれる。

千年戦争アイギスでは、序盤の女性遠距離攻撃ユニットがソーマちゃんと弓兵ダニエラしかおらず、初心者お勧めユニットとして必ず紹介される。

好みの分かれる見た目や、高レアリティが上位互換になるという印象、銀弓に威力を求めず射程強化を優先する傾向などから、ファン以外からは序盤専用ユニットという扱いをされることも多かった。

しかし度重なる難易度上昇によりその性能が徐々に評価されてゆき、今では優秀なユニットとしての評判も高い。

まずはとてつもない爆乳が目を惹く。

黒ビキニのような軽装で褐色肌の肉厚な肢体を惜しげもなく披露し、かなりエロい雰囲気を放っている。

肌のお陰で白ニーソと長手袋、白髪のロングヘアーが際立ち、より魅力的に映える。

清楚で謙虚なソーマちゃんとは対照的に、こちらはかなりの肉食系。

同じ銀ユニットアーチャーには弓兵ソーマと妖精郷の射手ローレンの二人がほかにもいるが、弓兵ダニエラはこの二人に比べて圧倒的に攻撃性能が高い（スタート時に所有しているソーマの初期好感度30の補正を除けば）。

カンスト時の攻撃力が367と高く、弓兵ソーマの355、妖精郷の射手ローレンの305を越える。

スキルは『攻撃力強化I』。

最長25秒間、攻撃力が最大1.6倍に上昇させ、一時的に攻撃力を550に増加させられる。

これにより銀ユニットだけでは対処しきれないような強敵のHPをゴリゴリ削ることが可能。

さらにこのスキル『攻撃力強化』は弓兵ソーマの『射程強化』よりも圧倒的に使用頻度が高く、スキルレベルの上げやすさは全スキル中トップクラスである。

入手機会も意外と多く、妖精郷の射手ローレンと違ってストーリー、イベントなど様々な場所で手に入れることができ、それに伴いコスト下限も容易、育成が楽である。

もちろんCC用、覚醒用の素材として転用できる。

以上のことより最近では銀トップクラスの強キャラと評価され始め、初心者には弓兵ソーマよりこちらを勧めるべきとの意見も強くなっている。

もっとも、コストが重要なアイギスでは、高難易度ステージになるほど低コストユニットに活躍の機会があるため、どちらも育てて損はない。

ラッシュステージの初手に限れば、低コスト弓を並べるのはひとつの定石と言っていい。

レベル55で得られるアビリティは『魔法優先』。

魔法を使う敵を優先的に狙って攻撃するのに加え、射程が+10される。

ターゲティングに少々癖が生じるようになるが、このおかげで黒鎧の後ろにいる魔法使いを手軽に処理できる。

その一方純粋な対空ユニットとして扱いづらくなるのが難点で、場合によってはうち漏らす事も。

覚醒で同系統アビリティを得る神速の射手バシラなどと組ませるのは避けた方がいい。

初期のころは難易度が低かったためにソーマちゃんで足りる場所が多かった。

そのため射程強化を持たないダニエラは、使い勝手のやや劣るユニットと見られていた。

しかし「吸血鬼の花嫁」イベントのラストステージ銀ユニットのみクリア動画により評価が一変。

一見火力の低い銀ユニットでは突破できそうにないラッシュを、見事スキルを使うことで突破して見せた。

これによりスキルを中心に見直され始め、射場では銀以下クリア動画の常連ユニットとなっている。

育成のしやすさから何体も同時に使われることも。

性能が見直されると同時に性能重視派の王子たちからの人気も高くなっていき、頼れる姉御キャラという立ち位置に落ち着き始めている。

さらに「大地に眠る召喚獣」では弓兵ソーマではぎりぎりクリアできないが弓兵ダニエラだとクリアできるという絶妙な調整が施されることとなる。

これにより一刻も早くイベントをクリアしたい初心者王子からの人気が急激に高まった。

これから難易度が上がるにつれ、さらに評価されていくユニットだろう。