概要
古代史の英雄・日本武尊の妃。
日本武尊が、相模から走水の海(現在の浦賀水道)をお渡りになろうとした際、尊に侮られた海神が暴風を起こした。その怒りを鎮めて日本武尊をお助けするため、弟橘媛は自らが犠牲となり、猛烈な雷雨の中、荒れ狂う海に身を投じられた。
のちに東国を吾妻(あずま)と呼ぶ由来となった出来事であり、媛の悲しくも勇敢な精神は、古代史第一のヒロインとして歴史上名高いものである。
関連タグ
関連キャラクター
オト・タチバナ…弟橘媛をネーミングの由来とする『ヤマトタケル』(TVアニメ版)のキャラクターだが、出自・性格・結末に至るまで好対照をなしている。