狐の憑き物であるオサキ狐の別名の一つ(下記の外部リンクを参照)。
フィクションなどでは、稲荷神の神使の狐(白狐)を指すこともある(この場合は「おさきとうが」の読みが使われることが多い)。神の眷属として認められた狐、ともされる。こちらの用法と読み方は2000年代後半から流布しているもので一次出典は不明。ウィキペディアの「妖狐」の項目で過去に存在した、出典のない記述が広まってしまったものと考えられる。
ウィキペディア日本語版の妖狐の項目のノート欄では、霊感・スピリチュアル系サイト「Psychic Lab.」が出所と推測されている。このサイトは現存しないが、2005年には「御先稲荷」についてのページが存在していたことが確認できる(「御先稲荷」の項目)。それ以前に使用例があったかは不明。2017年3月にノートで参考資料が求められて以来、より古い出典が提示されたことはない。
SCP_Foundationの世界観に存在するSCP財団日本支部職員の一人御先管理員のフルネームとしても知られている(読みは「おさき・とうが」)。
外部リンク
- 狐憑き(コトバンク)出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)