CV:市ノ瀬加那
概要
御園愛良(愛称・アイラ)とは、『聖女の魔力は万能です』の登場人物。
「聖女召喚の儀」により、セイと同時にスランタニア王国に召喚された、16歳の日本の女子高生。
ゆるくウェーブのかかった、肩にとどく程度の茶髪。可憐な容姿の、いわゆる「ゆるふわ系女子」である。
セイよりも若く人目を引く容姿だったため、王位争いの渦中にある第一王子カイル・スランタニアは、セイに気づかぬまま彼女を「聖女」と断定、独自に保護する。
もともと内気で大人しい性格だったアイラ。いきなり異世界に連れて来られて心細い上、カイルとその取り巻き以外、頼れる相手がいない。ごく自然に、彼らに依存してしまうことになった。
結果として、教育の為に通う王立学園で彼らにちやほやされ、その婚約者である少女たちから反感を買い、カイルの婚約者エリザベス・アシュレイや、第二王子レイン・スランタニアらを悩ませることになる。
セイについては、途中まで存在すら知らなかった。
後の一件でセイが聖女と認められた際、結果を受け入れずアイラを「聖女」にしようとするカイルによって、騒動に巻き込まれる。
しかし、その騒動後に誤解が解け、周囲とも和解。王立学園を卒業後、宮廷魔道師団に入団する。
実は現在はまだ聖女ではない。しかし魔道師として超一級の資質を持ち、王立学園での成長は、この世界の人間の枠を超えた著しいものであった。
聖女召喚の儀で喚ばれたことから見ても、『修行を積めば聖女になれるだけの素質』は持っている可能性が充分ある。