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小鳥遊聖

たかなしせい

小鳥遊聖(タカナシ・セイ)とは、『聖女の魔力は万能です』の主人公である。
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CV:石川由依


概要

本名は「小鳥遊聖」、愛称は「セイ」。物語開始時点で推定23~24歳。

日本のしがないOLであったが、「聖女召喚の儀」でスランタニア王国に異世界召喚された。

しかし儀式を取り仕切っていた第一王子カイルは、彼女と一緒に召喚された女子高生・アイラしか目に入らず、セイをその場に放置してしまう。

この扱いに怒り、怒りのまま国を出ようとするも踏みとどまり、なんやかんやの末、趣味のハーブ栽培を生かすつもりで「薬物植物研究所」に就職する。


容姿は細身でやや長身。腰までとどく黒髪のストレートロング。

いわゆる「地味なタイプの美人」だが、地球では社畜生活で喪女もいい所であった。そのため召喚当初は、過労による顔色の悪さで病人扱いされたほど。しかし、自作の化粧品(=高い薬効付き)や適度な睡眠で徐々に改善し、目の下のクマを取ろうとうっかり化粧品に魔力を込めすぎて、ついには視力まで回復して顔の需要なパーツを失ってしまう。それを捨てるなどとんでもない!だが事実だ。でもお忍びで出かけるときなどにはたまに装着してくれる。セイさんやさしい。発売されたねんどろいどにもオプションパーツとして同梱されているくらい重要なパーツで、失われたことが惜しまれている。


生まれてから一度も男性と交際経験が無く、恋愛に免疫が無い。次々に現れる美形男子たちに戸惑う中、セイ曰く「一番好みのタイプ」であるアルベルトと惹かれ合っていく。


徐々に明らかになる規格外の能力とステータスにより、自身が聖女だという自覚を深めつつも、召喚当初のわだかまりや一般人として暮らしていきたい想いから、当初は能力を隠すように振る舞っていた。

しかし、仲の良い騎士たちが重傷により再起不能になった時、彼らを救うべく強力な癒しの力(失った手足すら再生するほど強力な回復魔法)を発揮。それがきっかけで、周囲から聖女と見られ、崇められるようになる。


その後、魔物討伐で、第三騎士団の回復要員として西の森に赴く。しかし、普段とは段違いの数の魔物に部隊が追い詰められ、アルベルトが危機に陥った時、セイの叫びとともに彼女の中から金色の魔力があふれ出す。それは周囲の魔物とそれが湧き出す黒い沼を呑み込むと、一瞬ですべてを消し去った。聖女のみが使えるという伝説の広域浄化魔法、「聖女の術」にほかならなかった。


これが動かぬ証拠となり、セイは、カイル王子とその取り巻きを除く王宮全体から【聖女】と認められることになる。


しかしこれにより、アイラこそが聖女だとしていたカイルと取り巻きたちは追い詰められることになり、王宮で一騒動起きることになった。

(ただしアイラの潜在能力も相当のものであり、いつか聖女になれる可能性は充分ある。またアイラの身の安全や、私欲で王位争いを煽る貴族達の問題もあり、カイル王子が全面的に悪いとは言えないのだが、それはまた別の話)


能力

基礎レベルは55、スランタニア王国では最強となる。

なお、それまで王国最強であった魔法師団長ユーリはLv.45。

その結果、レベル差が裏目に出て彼の人物鑑定魔法を弾いてしまい、ただでさえ先送りになっていた聖女か否かの判別が更に遅れてしまった。


聖属性魔法(Lv.∞)

実質セイ専用のスキルで、普通の聖属性魔法と異なり、発動時に通常の魔法光の他に黄金の粒子が出現する。これにより、証拠こそないもののセイが聖女であるという説は限りなく黒に近いグレーとなった。

また、物品に魔法付与を行えばその性能は伝説クラスとなる。


生産スキル:製薬&料理

作成すると効果が五割増。また、最初期からランクの高いポーションを作成できた。

ここで言う薬品とは「薬草を使用したもの」…つまり化粧品や香草焼きにまで回復効果やバフ効果が出てしまう。

それゆえ、機密保持のため迂闊に人前では生産できず、「5割増の呪い」と称したことも。

社畜時代の習性が抜けきっていないせいで、その有り余る魔力で黙々とポーションを大量生産(当然、他の研究員には真似できない)してしまい、所長から「薬草のストックが底をつくからやめてくれ」と苦情を言われることもある。


王国では「ハーブ(≒薬草)を料理に使う」と言う発想がなく全体的に淡白な風味であったため、セイが提供したレシピは周囲から絶賛されるほど評価が高い。書籍版だけでなくアニメ2期1,2話でも化粧品も開発に着手し研究所の利益となっている。


聖女の術

聖女だけが使える、超強力な広域浄化魔法。数百~数千の魔物を一度に消滅させたり、魔物を生み出す黒い沼(おそらく瘴気そのものの、高濃度の塊)を丸ごと消し去ったり、が可能。

初めての発動はいわゆるイヤボーンなのだが、「まさにこれぞ!」と言いたくなるような足さない引かない模範演技なので、否定的な人も肯定的な人も必見である。

聖女がこの術を使う時は、聖女自身の身体から魔力が金色のもやとなって溢れ出し、それが呑み込んだ範囲をすべて浄化する。光が弾け、それが消えた時には、呑み込まれた魔物も瘴気もすべて消えている。

実は浄化以外のことにも使えるのだが、それは一般には知られていない。


関連イラスト

【聖女の魔力は万能です】セイセイセイ!


劇的!ビフォー→アフター!

社畜聖女彩色版聖女の魔力は万能です:小鳥遊 聖


関連タグ

聖女の魔力は万能です

アルベルト・ホーク 御園愛良 イヤボーン

ユーリ・ドレヴェス……「聖女召喚の儀」を行い、聖と愛良を呼び寄せた張本人。

レッドヒロイン 異世界転移 異世界召喚


桐生水守……黒髪長髪美人繋がり。こちらも医療関係のスキル持ちで、時折眼鏡。

一之瀬みのり……中の人&眼鏡繋がり。こちらは学生で料理下手キュアパパイアに変身すると眼鏡がいらなくなる(一時的に視力が回復する)。

アンジュ(デフォルト名)……現実世界に疲れた社会人&異世界転移繋がり。ライバルにあたる人物がいるのも共通。

ティニー……中の人&魔法繋がり。こちらは攻撃魔法特化の少女でクラスチェンジさせると聖同様回復魔法も使える。

エリーゼ・ド・クロレンス……小鳥遊聖と中の人繋がり。こちらは三度目の人生・医療という違いはあるが、彼女も(段々と想い人となってゆく人物も含めた)人命を救う為に奮闘している。

イオリ・セイ…こちらは中学生男の子だが、名前&主人公繋がり。更には本作のセイと同じ声のヒロインとも、思わずにやけてしまうような関係になっている。


ソーマ・カズヤ……「勇者召喚の儀」により異世界(日本)から呼びだされた繋がり。中の人はユーリ・ドレヴェス。

ジャンヌ・ユーフォリア……小鳥遊聖と中の人繋がり。彼女とは逆に「勇者召喚の儀」を行い、上記・ソーマ・カズヤを異世界(日本)から呼び寄せることに一枚かんでいる。

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