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「天外情風吹雲立,紅塵飛雨悟劍聲。」

概要編集

称号:天情(てんじょう)


 悟劍聲は、台湾の人形劇「霹靂布袋戲」の主要人物である葉小釵のひ孫に当たる青年で、雷雨を伴う特異な剣術を操る。

 葉小釵の復活に尽力した。


プロフィール編集

性別
初登場霹靂九皇座 第21集(金小俠)、霹靂經武紀之梟皇論戰 第30集(悟劍聲)
根拠地二重林
身分金小俠
肉親金小開(父)、自在天女(母)、葉小釵(曾祖父)、花非花(叔母)
義父母瀟瀟、佾雲傲笑紅塵(3人とも義父)、耶黎女神(義母)
友人沙羅、也呆、火龍麒、茶理王、刀懸一命
易春寒
妻の家族號天窮(妻の祖父)、宿賢卿(妻の父)、易子娘(妻の母)、易秋顏(妻の弟)

人物編集

 悟劍聲は葉小釵のひ孫、金小俠の化身とされる。金小俠という名前自体、彼が素直に本名を名乗らなかったために周囲につけられたあだ名で、曾祖父がつけた本名は未だに不明である。

 また、「霹靂兵燹之聖魔戰印」内で葉小釵の血縁者について話題になった際、「金小俠はまだ子ども」と悟劍聲自身が発言しているところから、成人して別名を名乗っているのとも違うらしい。


 父母譲りの美貌と母譲りの優しさ誠実さ、父譲りの女好きを兼ね備えた青年。雷雨とともに現れ、義父たちから学んだと推測される特異な剣術を操る。また、厳格な義父らに育てられたとは思えないほど口調が軽く、世俗に通じている。

 葉小釵宿賢卿に殺されたあと、素還真の協力者として登場し正道の人々に加勢する一方、葉小釵の復活に必要な物を集めるため奔走する。

 その中で知り合った易春寒と喧嘩しながら仲良くなる感じで次第に恋仲となる。その後、彼女の父が曾祖父の仇と知るが、葉小釵と宿賢卿が和解したためこの問題は解決した。

 曾祖父が古武族太武の職責を担うようになったのち退隠を命じられるが、曾祖父の力になろうと密かに独自の行動を続ける。


 生まれつき左耳が聞こえず、子どもの頃は後ろから呼びかけられると気づかないこともあったが、現在はそういう描写は見られない。


 愛刀「神意」は人語を話す刀で、悟劍聲は幼い頃から行動を共にしていたため「同夥的」と呼び兄弟のように扱う。


金小俠編集

 金小俠の初登場は「霹靂九皇座」とされるが、生まれたのは「霹靂英雄榜之風起雲湧二」内である。

 父の金小開と母の自在天女は、正道の一員となった金小開が悪党に追われる自在天女を助けるという、まさに「英雄救美」な出会いをし、すぐに夫婦となる。

 しかし、武林の無情により二人は命を落とし、赤ん坊は母親の友人だった瀟瀟、その友人の佾雲、そして何故か傲笑紅塵を加えた3人の武侠に育てられる。

 まっすぐ明るくいたずら好きな少年に育った金小俠は、ピンク色の髪と切れ長の瞳を持つ沙羅という少女に出会う。彼女は妖后の娘で、当時人々を恐怖に陥れていた覆天殤の致命的な弱点となる存在だった。

 沙羅を守ろうと奔走した金小俠は、その後の嗜血族騒動にも関わるが、傲笑紅塵に諭され瀟瀟とともに退隠する。


関連タグ編集

霹靂布袋戲

素還真 葉小釵


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