※注意:この項目にはゲームスクールガールストライカーズシリーズの重要なネタバレが含まれます。
CV:三石琴乃(アニメ版)
概要
量子物理学のエキスパートで、スクールガールストライカーズにおける様々な事件の黒幕。具体的な姿ははっきりしないが、アニメ版では「モルガナ(大)」の姿で描かれている。
ゲームでは総じて性格は冷酷にして卑劣、マッドサイエンティストとしての側面が強い。
活躍
Ep.1
クアルタという入州グループの組織に所属する物理学者。謎の隕石から検出された正体不明の素粒子を「フィフス粒子」と命名し、既知の量子物理学的法則に反する特異な性質を利用して兵器開発を目論んでいた。
フィフス粒子が素粒子にもかかわらず固体や液体になることを利用して、劇中時間でサービス開始から約20年前にフィフス粒子の結晶「ステラプリズム」を仕込んだお守りを開発して売りさばき、密かに数万人単位の人体実験を無許可で実行した。
そしてこの研究に反発した沙島悠水の叔母で同僚の沙島茜を口封じとばかりにモルガナ化、自らの道具として操り始めた。
美山椿芽の父親を暗殺した黒幕だった可能性もある。
後に自らもモルガナ化したが、その卑劣な性質はそのままだった。
Ep.2
セレーネが率いていたエテルノの部隊アマンド・フォーマルハウトを騙して離叛させ、手先として操っていたモルガナが、折江だった可能性が指摘されている。
フォーマルハウトの戦闘データを基に、偵察型妖魔を改造して「ファントム」という戦闘員オブリを生産し、本命であるティエラが率いるエテルノに戦争を仕掛けた。
騙されていたことに気づいたフォーマルハウトが逆襲しようとした時には、次なるターゲットとしてテンコに狙いを定めており、セレーネの「意識」を消滅した境界に転送することで消滅させ(このモルガナが折江であれば、折江は劇中初めて明確に殺人を犯したことになる)、続けてフォーマルハウトをも消そうとしたが、他の部隊が援軍に現れたため断念。悪あがきでテンコをファントム・テンコに遠隔改造して逃走したが、ついにテンコもろとも討ち取られ、今度こそ倒された。
かに思われた。
Ep.3
本人は出てこないが、クアルタが研究していた謎の隕石が、雨森果によって「if世界」から転送されたものだったこと、その際フィフス粒子が使用されたことが判明した。
Ep.Chiral、Ep.Chiral I/O
本人は出てこないが、フィフス粒子がこの世界の「エーテル」と呼称されている素粒子であることが判明した。
Ep.Alcor
冥導世界のクアルタの研究者および責任者として機密文書に名前が登場。芙治川正法、緋ノ宮叶一らを配下に置いており、鎮目ひびきを拷問しつつそのRNAを採取、これを被験者たちに移植し、オブリと人工知能を利用した非人道的なサイボーグ兵器「ミザールの使者」として製造、開発していた。
この「アルコア計画」が一連の事件の原因であり、またしても折江が黒幕になった。
アニメ版
五稜館の教師として勤務している様子が確認できる。
モルガナとの関係は不明。
白衣を着ている。