概要
天保時代の江戸を舞台に、岡っ引・駒形の新五が難事件を解決していく時代劇。
従来の勧善懲悪モノの時代劇とは違い、善良な人が惨たらしく殺されたり、欲に釣られて犯罪を犯した末に用済みの如く悪人に始末される等、いかにも現実的なストーリー性をリアルに描いたのが特徴で、それゆえにトラウマエピソードが多い。
当然それに対して怒りに震える主人公の新五が、毎回最終的に悪人達を素手で容赦なくボコボコにしていくのも特徴である。
新五の容赦ない鉄拳制裁の一部
前述も挙げたように、駒方の新五は悪人に対して容赦なくボコボコに半殺しにしたりと荒々しい鉄拳制裁を与える。その代表的な例を挙げるとすれば以下のとおり。言っておくが、こんな場面が火曜のゴールデンタイムで平然と放送されていたのだ。
（編集途中の記事となります。加筆のほどよろしくお願いいたします。）
- 権力を振りかざす悪徳火付け盗賊改めの与力とその部下に些細な事で執拗に殴られた新五。しかし新五はそのことも根に持っており、悪徳与力を懲らしめる為にわざわざ奉行を引き連れては彼の目の前で悪徳与力を外へ殴り飛ばした後、執拗に殴ったり蹴ったりした【第73話】
- 質実剛健で常に正しい事を言う実母に、今まで虐めてきた嫁と離婚しろと警告された強欲なやくざはその腹いせに実母を人質にとった上、逆上して元嫁まで殺害。しかしそれを見てマジ切れした新五はそのやくざに対し、十手で「死ねぇ…！死んでしまえ！」と言いながら血が出る程殴り続けた【第83話】
- 最初記憶喪失だった女性は、正直な猟師に助けられるも途中で記憶を取り戻す。しかし女性は自分が親殺しをしたと思い込み、猟師に迷惑をかけたくないと自ら身投げして死亡してしまう。新五は女性の遺体を見ては、彼女の死の原因は強欲な猟師2人にあると激怒し、彼らを殴っては無理やり女性の遺体の前に引っ張り出した。さらに新五はこの後、女性の死に悲しむ正直な猟師に対しても、強欲な猟師2人に唆されたとはいえ取り返しの付かないことをしたと断言し、怒りと悲しみの鉄拳制裁を浴びせた。（その後女性の遺体は船上火葬という形で葬られた。）【第84話】
養神館合気道
本作をきっかけに、杉は養神館合気道の指導を受け、段位を得た。
番組において、養神館は殺陣・アクションに全面的に指導を行い、高段位者が撮影に協力した。
クレジットにも、「養神館」と書かれている。
関連イラスト
