「未知とは潰していくものだ。歴史的資料の捜索と 地道な考察によって」
プロフィール
職業 | 郷土史研究家、非常勤講師 |
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性別 | 男 |
年齢 | 39 |
血液型 | AB |
誕生日 | 12月20日 |
星座 | 射手 |
概要
郷土史研究家の男性。地元の郷土博物館の非常勤学芸員や、駒形高校の非常勤講師も務めている。
最近、『禄命簿』という古文書を発見し、その内容から《蘇りの秘術》を発表した事で、オカルト界隈を中心に世間を騒がせている。
人物
こだわりの強い研究者肌の人物。興味のある研究対象の話になるとテンションが上がる。研究テーマは、「ひとつの歴史的事実がどんな伝承となりどう残されてゆくのか」。
本所七不思議の伝承が生まれる原因となった江戸時代に起こった一連の事件についても、新石はこの惨事を《本所事変》と名付け、昔から研究の対象としていた。
その研究の最中、本所事変に関係する書物である『禄命簿』を発見し、その内容から《蘇りの秘術》について発表。
著書には「未知の探究は 信じることから始まる」という言葉も載っているが、ページ冒頭のセリフからも分かるとおり、新石本人はむしろ真反対の気質の持ち主。
最近は秘術の発表の影響でオカルト研究家だと思われているのを気にしており、普段郷土史には何の興味もないであろうオカルト好き達に追い回されて辟易しているらしい。
《蘇りの秘術》を呼び起こす事自体は本来の研究目的としてはあまり重要ではないが、秘術に興味を寄せる後援者から秘術を発見すれば、一生研究に没頭出来るだけの報酬を約束されたため、現在は資金援助を目当てに秘術の研究を詳しく進めている。
また高校で非常勤講師をしているのも、オカルト界隈に有識者として記事やコメントを出しているのも、全て研究資金を得るため。
などと言いつつも、「先生」扱いされ注目される事で承認欲求が満たされるのか、満更でもない様子である。なお生徒達にはそれを見透かされているのか、彼等からの信望は薄い。
ストーリー内での動向
秘術の存在を実証して多額の研究資金を得るため、自身も『消えずの行灯』の呪主となり、他の呪主の滓魂を狙う。呪詛の内容は、呪影の発する暗闇の中に閉じ込めた相手を割腹死させるというもの。
また、並行して呪詛珠を手にした者の記憶に刷り込まれる《怨みの記憶》を、本所事変発生当時を知るために重要な意味を持つとして、全種類を集めようとしている。
興家彰吾編
錦糸堀公園での会話の最中、《蘇りの秘術》研究の第一人者として、不思議大好き女子の葉子の口から名前が出されている。
当の本人は南割下水通りに潜み、他の呪主が訪れるのを待っている。暗闇の中で全ての決着がつくため、この時点では顔や名前の確認は不可能。
呪影に近づいた興家を(物理的に)暗い建物の中に閉じ込め、呪殺を狙ってくる。興家の手持ちに光源となるものがあれば呪殺を回避可能で、その場合慌てて逃げ出そうとしたところを、興家の『置いてけ堀』の呪詛で殺害されてしまう。
津詰徹生編
緑町公園で津詰・襟尾両刑事から職務質問を受ける。
呪主である事は早々にバレてしまい、津詰の呪詛珠『落葉なき椎』の効果により嘘も吐けない状態で説得され、渋々自身の呪詛珠を引き渡す。
また、七不思議すべての《怨みの記憶》の情報と交換という条件で、情報提供も行った。
ちなみに選択肢を誤り新石の説得に失敗すると、意外にも逃げ足の速さを発揮し逃走する。この場合チャプターは「未完」状態となり、進行するにはチャプターをやり直す必要がある。
逆崎約子編
深夜の駒形高校、校門前で遭遇する。
正規ルートだと気付かれずにそのまま逃げる事が出来るが、先に津詰徹生編を進行(=新石の呪詛珠を回収)していないと見付かって、女子高生のポケットの中を勝手に探り(呪詛珠を探すため)強引に暗い場所へ連れ込む(呪詛行使の条件を踏ませるため)という変質者同然の行為の末、呪殺されてしまう。
次の登場は翌日の昼。行きつけの喫茶店『黒桔梗』にて、世間にも公開していない『禄命簿』の作者である土御門晴曼についての情報を、約子とミヲに提供してくれる。
更に根島史周による無差別虐殺発生の危機を知ると、『禄命簿』発見時の事も告白。霊夜祭の黒幕らしき謎の《女》に、「1ヶ月の内になるべく秘術の噂を広めろ」と命令された上で、『禄命簿』を受け取ったのだという。
また『禄命簿』の続編であり、呪いの解除の手引きとなる『禄命簿・陰の書』の存在についても口を割る。