概要
イルメナイトが鉄とチタンと酸素に分解される様子?が放たれている。
- イルメナイト(ilmenite)
FeTiO3。和名はチタン鉄鉱。
アポロ計画により持ち帰ったサンプルから月面に多量にあることが予測された。
2005年10月にハッブル望遠鏡を用いてNASAが、月面の砂の10%がイルメナイトであると観測。
鉄、チタン、酸素を製造できるため、月面開拓時の資源として期待されている。
イルメナイトの砂(レゴリス)は太陽風の微粒子を備蓄しやすく、ヘリウム3を蓄えている。
ただしその含有量は10万分の1程度。
ヘリウム3を安定して多量に取得できれば、将来実用化されるであろう核融合炉から莫大なエネルギーが取得できると期待されている。
余談
射命丸文「何でしょう。聞いたことのない物を見せてもらいました。この方は珍品を多く持つ好事家としても有名なんですよね。」とコメントしている。
永遠亭は「月都万象展」を開催し、月の品々を展示し広く公開している。