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方丈記

ほうじょうき

鴨長明によって著された、鎌倉時代初期の随筆。日本三大随筆の一つ。
目次 [非表示]

概要

成立1212年(建暦2)
著者鴨長明
ジャンル随筆
文体の特徴仏教無常観を基調とし、文章は洗練された和漢混交文で、対句や比喩を巧みに生かしている。

前半は天変地異の続く平安末期の混乱した世相を描き、後半では、それを避けて隠棲した日野山(京都市伏見区)の草庵での生活を描く。枕草子徒然草と並んで日本三大随筆に数えられる。


随筆に分類されているが、文章は慶滋保胤の「池亭記(ちていのき)」などに倣って、事実を叙述することを主とした記(き)の文体である。


前半の世の無常から後半の方丈の庵での閑居の賞賛、末尾の自己否定という一編の構成を持つ。『徒然草』と並んで中世隠遁文学の代表的作品とされる。略本の『方丈記』は草稿本とする説もあるが、唱導のために後人により作られと推測される。


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枕草子 徒然草 鴨長明 中世 エッセイ 生々流転


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