日出処

ひいずるところ

日出処の天子、書を日没処の天子に致す。恙無しや−−

主に以下の3つの意味で用いられる。

1. 飛鳥時代に聖徳太子が隋の皇帝に宛てて書いた国書に由来する、日本の古名・雅名。日本(ひのもと)と言う国号の由来とする考えも根強い。
2. 聖徳太子を中心人物にした山岸凉子の漫画「日出処の天子」の略称の1つ。この用途では「ひでしょ」とも読むことがある。
3. 椎名林檎のアルバムのタイトル。

ここでは3.について説明する。

概要

椎名林檎の通算5作目のオリジナルアルバム。英語タイトルは「Sunny」、略号は「HIT」。東京事変解散後初のアルバムでもある。タイトルの由来は「陽の光が当たる場所」とされている。

13曲中6曲と過去のオリジナルアルバムに比べてシングル曲の割合が高く、ほとんど後半に配置されている。

収録曲

一見すると過去の作品のシンメトリーが崩れているように見えるが、「今」を挟んで対の位置にある曲はサブタイトルを除けば字数が同じになっている。

1.静かなる逆襲

2.自由へ道連れ

3.走れゎナンバー

4.赤道を越えたら

5.ＪＬ００５便で

6.ちちんぷいぷい

7.今

8.いろはにほへと

9.ありきたりな女

10.カーネーション

11.孤独のあかつき（信猫版）

12.ＮＩＰＰＯＮ

13.ありあまる富