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日本ファンタジーノベル大賞

にほんふぁんたじーのべるたいしょう

『日本ファンタジーノベル大賞』とは、プロ・アマを問わず未発表の創作ファンタジー小説を対象とした公募型の文学賞。
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概要編集

1989年に読売新聞東京本社と三井不動産販売が、三井不動産販売の創業20周年を迎えた記念事業として始めた文学賞。

文学賞のノウハウを持ち、受賞作の出版を行える出版社ということで、新潮社が後援として参加した。

2010年に三井不動産販売は降板したが、清水建設が主催を引き継ぐ。

第25回(2013年度)を機に一定の役割を終えたとして賞を休止したが、2017年になって主催者を一般財団法人新潮文芸振興会、後援を読売新聞社としてリニューアル再開。2017年度以降の名称は「日本ファンタジーノベル大賞」の後に西暦が入る。


受賞作品は新潮社から刊行されるが、候補作には挙がったものの、入賞していない作品でも優れていれば刊行されたことから有望な新人が発掘されている。


主な作家・受賞作編集

酒見賢一…「後宮小説」(第1回大賞、「雲のように風のように」の名でアニメ化。)※メイン画像の作品。

鈴木光司…「楽園」(第2回優秀賞、「満ちてくる時のむこうに」の名でアニメ化。)

恩田陸…「六番目の小夜子」(第3回候補作、NHKドラマ愛の詩でドラマ化。)、「球形の季節」(第5回候補作)※2017年に直木賞受賞。

小野不由美…「東京異聞」(第5回候補作)

畠中恵…「しゃばけ」(第13回優秀賞、のちラジオドラマ・テレビドラマ・コミカライズされた。)


関連項目編集

文学賞 新人賞 ファンタジー

読売新聞 新潮社


スタジオぴえろ…「雲のように風のように」「満ちてくる時のむこうに」のアニメ制作会社。

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