概要
地方公共団体が主催し、財団法人日本モーターボート競走会が運営する競艇(営業上の名称はボートレース)の売り上げの一部を交付され、国内外の公益事業を実施している団体に事業支援を行う公益財団法人。
競艇の生みの親笹川良一により、1962年に財団法人日本船舶振興会として設立され、1996年にニックネームとして「日本財団」を使うようになった。2011年の公益財団法人移行に伴い、正式名称も「公益財団法人日本財団」に改称。笹川良一の三男笹川陽平が会長を務める。
余談
昭和生まれの世代では、日本船舶振興会の名は笹川良一出演の「一日一善」「戸締り用心 火の用心」のCMで知名度があった。テレビアニメ『一休さん』の提供も行なっていた。
2013年以降、日本財団の交付金で購入された福祉車両には日本財団ロゴ(佐藤可士和デザイン)があしらわれるため、このロゴが多くの人になじみがあるのではないかと思われる。