ネタバレ
以下19話以降のネタバレがあります。ご注意下さい。
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『…こんな噂を知っていますか?〝昇降口の首折りさん〟』
『もしも彼の名前をこたえられなかったら』
『その時は』
『首を折られて彼と同じ姿にされてしまうでしょう』
概要
昇降口の首折りさんとは三葉惣助がつかさに本当の願いを叶えてもらった姿である。
容姿
元の人型の姿から一変し、首の折れたマトリョーシカにたくさんの目玉やカメラの部品がついたような姿になっている。
経歴
源光と過ごしたことによって最初に持っていた〝皆の記憶に残りたい〟という曖昧な願いが
〝トモダチが欲しい。トモダチと一緒にいたい。これから先もずっと〟という強い願いになったことでつかさにより“願いを叶える”という形で強力な怪異にされた。
願いの代償としてつかさに「理性」を奪われてしまったため、光と「ずっと一緒にいる」ために光の体を折って自分と同じにさせようとするが、助けにきた花子くんに攻撃され倒される。
最期
「三葉!お前は…こんな こんなじゃねえだろ!」
「オレの知ってるお前は 三葉惣助は…」
「な 生意気で 女顔で 口が悪くて わがままでっ」
「あと…声がうるせぇし カメラオタクだし たまに暗ぇし猫かぶりで」
「そんでっ…
そんでオレの友達で…!!」
三葉は「生きているときできなかったことは死んでしまった後にもできない」という世界の仕組みに抗って強力な怪異となってしまったため、花子くんに倒された後、ミサキ階段のように元の姿に戻ることができず消滅してしまう。
“人として生まれて死んだ”三葉惣助は、この世からもあの世からも消えてしまったのだった。
だが… (リンク先ネタバレ注意)