プロフィール
ジョブ:ファンシー拳法家
概要
神のみぞ知るセカイに登場する、ヒロインの一人。
人物
舞島学園高等部3年A組所属。女子空手部の部長。
攻略対象者としては初の先輩キャラで、属性は武士っ娘。後に登場する檜は姉にあたる。
古式武術「春日流羅新活殺術」の伝承者であり、自他ともに厳しい人……なのだが、実は可愛いものに弱い。その「女を捨てた、男としての自分」と「可愛いものが好きな、女としての自分」との葛藤に悩んでおり、心のスキマが生まれていた。
作者曰く「ヒロイン中、嫁にすると一番優しい人」。ベースとなったキャラは、前作「聖結晶アルバトロス」の主人公の母親。
攻略編
不良に絡まれていた桂馬を助ける形で初登場。圧倒的な実力で不良たちをねじ伏せ、やられる一方だった桂馬のことも「軟弱」と罵倒した。
弟子入りを志願してきた桂馬を女子空手部に迎え入れたが、ある日、駆け魂の作用によって自身の体が分離するところを桂馬とエルシィに目撃される。
桂馬はこの現象について、楠のかわいいものに惹かれる気持ちが形になって現れたのではないか、と推測。
そこで、エルシィの提案もあり、「この上なく軟弱なこと」であるデートによってもう一人の弱い楠を具現化させ、武道家・楠との直接対決に持ち込んで追い払うことに。
そしてソフトクリームを桂馬と一緒になめるという軟弱な行為を経て、ついにもう一人の楠が分離した。
二人の楠は対決するものの、決着はつかない。そんな両者に桂馬は、武の心も女の心も犠牲にするべきではないと主張する。
やがて分離した方の楠が桂馬の主張に納得。武道家としての楠が十分強くなったら、女としての自分を呼ぶようにと言い残した。
そして最後に楠の中に戻り、「思い出」と称して楠の身体を動かして桂馬とキスさせたことで、心のスキマが埋まった。
その後の登場
檜編で再登場。
桂馬との恋愛の記憶はなかったので、女神はいないことが判明した。
しかし中途半端に記憶が残ったために、桂馬に対して「空手部に入ってきておきながら逃げ出した男」という悪印象を抱いていた。
この檜編で、楠は姉・檜の心のスキマを埋めるキーパーソンとして重大な役割を果たしている。
女神編ではヴィンテージによる女神候補の一斉確保の際に捕らえられたが、後に無事救出された。
名前について
名前の由来は、近鉄奈良線の近鉄奈良駅近辺にある春日大社と近鉄名古屋線の楠駅からと思われる。(駅の読みは「くす」)
同様にほかのキャラクター名(主に名字)も近鉄の駅名が由来である。
関連動画
関連イラスト
関連タグ
桂木桂馬:軟弱な顔の弟子
春日檜:姉