CV:野島健児
概要
アニメ第209話で登場。
かつて忍野村で暮らしていた忍者の1人。小雪の幼馴染でもある。ドロロが来る前にすでに忍野村を出たため、ドロロとは面識がない。
年齢は明かされていないが、小雪に対してタメ口で喋っていたことから、少なくとも小雪よりは上である可能性が高い。また小雪の年齢と彼の見た目から考えると骸と同い年(もしくは年子)であることが考えられる。
村を出る前に一度頭領に「忍びとしての仕来りを捨て、現代の忍びとして生きるべきだ」と歯向かったことで村の住人から波紋が広がり、頭領は意見を尊重しなかった。しかし本人は納得ができなかったため、忍野村が廃村になったことで忍びを現代でも目立たせようと「SIP(Secret Intelligence Party)」という組織を作った。そしてその組織に小雪を入れようと奥東京市にやって来た。
上記のように「SIP」は現代の忍者を育成・活躍させる組織だが、クルル曰く「表向きは企業からの依頼を忠実に遂行する良きパートナーを装っているが、裏では諜報活動や情報交錯で社会そのものをコントロールしようとしている連中」とのことで、ケロロ小隊とは立場で言えば同等の存在である。
そのため作中ではケロロ小隊と敵対関係となってしまう。しかし最終的に小雪が「戦わなければ忍び失格というなら、忍びじゃなくていい」と彼らの組織方針を苦渋の決断の末否定したことで、その言葉を尊重するかのようにケロロ小隊との決闘を中止。そして小雪のスカウトも諦めた。
エピソードの見方によってはこのキャラクターが「哀しき悪役」とも見て取れるが、どちらかというと「悪寄りの光」に近いキャラクターである。
アニメオリジナルのキャラであるため原作にこそ登場はしないが、時系列的に考えた場合、原作にも設定上は存在すると思われる。