概要
頭部にゴーグルのように装着する暗視装置/ナイトビジョンを指す。
暗い場所で視界を得るためには、ライトを照らせばよい。
しかしながら、それが憚られる場面がある。
例えば、戦場の兵士の場合は光源はただの的になってしまうし、犯罪者を追う捜査員や野生動物を観察する学者、カメラマンの場合は、目標に逃げられてしまう。
そこで、暗視装置が開発され、ライトを使うことなく暗い場所で視界を得られるようになった。
当初は数十キロ程の重さがあった暗視装置も、現在では小型化が進み頭部に装着してゴーグルと呼ぶのに差し支えない程の大きさになっている。
双眼式ではなく単眼・片眼式のものや、視野の広い四眼式の暗視ゴーグル(GPNVG-18)もある。
ただし肉眼より視野が狭くなる、精密機器でデリケート、非常に高額といった欠点もある。
方式などの詳細は 暗視装置 や ナイトビジョン の項目を参照。
暗視スコープと呼ばれる場合もあるが、そちらは兵器や銃に搭載する暗視装置も含める。