概要
『月とキャベツ』は、篠原哲雄が監督を務めた邦画。
鶴間香のシナリオ・『眠れない夜の終わり』を原案に、篠原と真柴あずきが共同で脚本を執筆した。主演は、シンガーソングライターの山崎まさよし。山崎は本作が俳優デビュー作となる。また、山崎は映画音楽も担当し、主題歌として用いられた「One more time, One more chance」は山崎の代表作の一つともなった。
あらすじ
人気バンド「ブレインズ」のボーカルだった花火は、バンド解散後東京から離れた田舎で音楽活動から離れキャベツを栽培する生活をしていた。周囲からは音楽活動への復帰を期待されていたが、本人はそんな周囲の声に戸惑っていた。そんなところに、花火のファンであるという謎の少女ヒバナが現れる。花火とヒバナ、向かい合わせの孤独が呼び合って、ひと夏限りの永遠が始まろうとしていた。