CV:徳井青空
人物像
太陽あかりのチームメイトで、「月詠財閥」のお嬢様。清楚さに加え、熊田雄一郎のような清貧さが魅力である。
月詠財閥の令嬢ではあるが、双子の姉・月詠せれなが謎の失踪をして以来、跡目争いもあって一族の中でも忌まわしい存在として扱われ、悪辣に晒されていたせいで引っ込み思案な性格になっている。
テネブライモード
テネブライモード(バトルモード)になると、癒しの力を使い傷を瞬時に治癒したり、掌から発生させたツタで敵を拘束したりと皆のサポートの役割を担う。
本編でのるな
あかりに憧れていて、常に彼女のことを非常に気にかけている。それ故にあかりが他のメンバーと接していると快くない表情を浮かべることも少なくない。
先述の通り、一族の中でも忌まわしい存在として扱われ、悪辣に晒されていた。その時唯一の味方であったのがせれなであったため、失踪して長い年月が経った今でも彼女に依存している傾向にあり、姉に雰囲気が似ているあかりにただならぬ感情を抱いているのもそのせいと思われる。
しかし第9話、前の回で白金ぎんかが消滅したことにショックを受け、姉との思い出の地である別荘で静養する事になったが、その際あかりに化けたケルブレムに騙された上に、自らの虚栄心やあかりに対する執着心を責め立てられた上で皇帝のディアボロス・タロットを胸に突き刺されてしまう。
直後彼女はダエモニアとなり、ケルブレムの手下としてかつての仲間に牙を剥くことになる。
この時のるなはこの通りほぼ全裸というかなり際どい格好で、狼の如く鋭い爪牙で相手を引き裂く。また、星河せいらがるなに噛まれた際には噛み跡に蝶のマークが浮かび上がり、テネブライモードへの変身が不可能になった。
後にあかりがケルブレムと取り引きしたことで正気に戻り、自身の弱さを見直す。両手に生やした鉤爪による近接戦闘能力を会得し、戦線復帰したぎんかやせいらと共にあかり救出へ向かう。
余談
初期設定では「素肌に癒しの力があり、行使する際には全裸になって相手を抱きしめる」とされていた。
悪堕ちしたときにほぼ全裸なのは、この初期設定の名残。
また、るなは「月」のアルカナの血筋に稀に表れるライカンスロープとされており、悪堕ちした際に人間離れした姿に変化したのはダエモニア化した影響だけではなくるな自身が元々狼に変身できる体質であることも理由の一つ。この体質は、幼少期のるなが周囲から疎まれていた原因の一つでもある。