概要
WEB小説として展開されている作品。時系列的には本編『幻影ヲ駆ケル太陽』の三ヶ月前にあたる。舞台はセフィロ・フィオーレのアメリカ本部。
登場人物
シルヴィア・レンハート(CV:福圓美里)
タロットカードは「正義」。主人公である銀髪の少女。騎士の家系に生まれたお嬢様。自らの思念を核に構築した銀甲冑の騎士「デュランダル」を召喚できる。自身も剣士であり「白氷の銀騎士」の異名をとる。新人時代に『世界』のタロット使いから手ほどきを受けている。
ヴァネッサ・ディ・ファルコーネ(CV:植田佳奈)
タロットカードは「皇帝」。ロンドン支部の「一番隊」隊長。白木の長ドスを愛用する姐御。男社会であるマフィアで生まれ育ったためか男性的な性格。仲間の為なら命のやりとりも辞さない精神性を持ち、慕われている。
ルーシア・ナイトウォーカー(CV:堀越せな)
タロットカードは「死神」。自分の身長と同じ程の刃渡りを持つデスサイズを正確無比に操る。コンビのルーシアと異なり冷めており、自身のタロット使いとしての職務を一種の諦めの感情を持って義務的に受け入れている。
エレン・ライオット(CV:茜屋日海夏)
タロットカードは「塔」。エレキギターを媒介に、雷と轟音を発生させる能力を持つ。ロック音楽を好み、自分とルーシアをデュオになぞらえている。「情け容赦無いタロット使い」を演じているが、実はダエモニアやダエモニア憑きに同情してしまっている事をエレンに見抜かれている。
メーガン・ブラックバーンズ(CV:本多真梨子)
タロットカードは「悪魔」。口当たりのいい言葉を吐くが、他者を文字通り口車に乗せて体よく操る為に過ぎない。エレンからは胡散臭く思われている。
優希万梨亜(CV:下屋則子)
ミレイユ・皇(CV:大久保藍子)
タロットカードは「女教皇」シルヴィア・レインハートに憧れている(百合的な意味で)。ランスが武器。
シャルロッテ・シュタインベルグ(CV:星守紗凪)
タロットカードは「戦車」。武器は銃。ドイツの軍事企業「シュタインベルグ社」の令嬢。自身も武器が好きで様々な新作装備を開発しセフィロ・フィオーレに提供している。戦争が好きというわけではなく、あくまで武器は抑止力、という考えの持ち主。
麟舜蘭(CV:大橋歩夕)
タロットカードは「力」。武器は鉤爪。テネブライモードでは白虎めいた尻尾もある。食いしん坊キャラ。
クリスティン・アイヴォリー(CV:朝日奈丸佳)
タロットカードは「恋人」。変な男ばかり近寄ってくる体質の、人の内面を見抜くタロット使いとしての力を使い、情報収集や調査を行う。
藤隠雫(CV:望田ひまり)
タロットカードは「隠者」。ひねくれもの。凄腕のハッカー。引きこもり体質だが、お菓子とかあげると動く。
逆巻霧依(CV:大谷美貴)
タロットカードは「吊るされた男」。雫から「先生」と呼ばれる。秘密の地下室で秘密の実験に明け暮れるタロット使い。ダエモニアへの興味には底が無く、そのためには人体実験もやらかそうとするマッドサイエンティスト。
マルゴット・ブライトクロス(CV:萱沼千穂)
タロットカードは「教皇」。セフィロ・フィオーレ永瀧支部で、エティアとアリエルに次ぐNo.3。外部との交渉等で二人を助ける。『白銀』の3ヶ月後を描く本編には登場しない。