概要
身長:166cm。
母は元フィギュアスケート選手で、現在はコーチをしている本郷裕子。イギリス人の父親を持つ。
現コーチは長久保裕。
経歴
2013年全日本Jr.選手権優勝
2014年GPロステレコム杯優勝
2014年グランプリファイナル6位
2014年全日本選手権2位
2015、16年四大陸選手権3位
2015年世界選手権6位
2015年GP中国杯2位
スケート技術
ジャンプを得意とし、アクセルを除く5種類のトリプルジャンプを跳ぶことができる。
コンビネーションでは、3トゥーループ-3トゥーループ、2アクセル-3トゥーループを成功させたほか、2013-14シーズンより3フリップ-3トゥーループ、2アクセル-1ループ-3サルコウ、2014-15シーズン終盤より3ルッツ-2トゥループを取り入れている。
トリプルアクセルに挑戦することを目標としている。
2014-15シーズン
シニア1年目となる2014年のグランプリシリーズでは、スケートカナダとロステレコム杯に出場し、2戦目のロステレコム杯で優勝。
GPシリーズ2戦目で優勝するのは、浅田真央、村上佳菜子以来の快挙である。
スケートカナダ5位、ロステレコム杯1位の計22ポイントで補欠一番手になったが、出場予定だったグレイシー・ゴールドの辞退により、繰り上げ出場が決まった。
初出場となったファイナルは6位であったが、SP(当時)でパーソナルベストを更新した。
シニアのISUチャンピオンシップス初出場の四大陸選手権でもSPでパーソナルベストを更新しており、銅メダルを獲得。
続く初出場となった世界選手権では、SP、FS共にパーソナルベストを叩きだして6位入賞をはたした。
他の選手との関係
荒川静香と母が旧知である。
仙台市に住んでいた頃は、荒川らがホームリンクとしていたリンクを練習拠点としていた。
師事していたコーチは異なるが羽生結弦とは元リンクメイトである。
そのリンクが2004年12月25日に閉鎖されると、羽生達と共に同市内の別のリンクなどで練習を続けた。
2006年3月27日、仙台市で開催された荒川のトリノ五輪金メダル凱旋パレードの際には、荒川のオープンカーに同乗した。
同年4月5日、愛知県名古屋市のリンクに転勤する長久保コーチを追って、有望選手と共に単身で名古屋に移住した。
祖母が仙台にいた頃の鈴木にとって母のような存在であったこと、同じコーチについていた縁などから昔から親交があり、14-15シーズンは鈴木明子より表現力の指導を受けている。
また、15-16シーズンのSP『キダム』は彼女が振付を手がけている。