CV:河本邦弘(逆境無頼カイジ)、虎島貴明(中間管理録トネガワ)
概要
『賭博破戒録カイジ』の登場人物。
店長・一条聖也の下、裏カジノで働く男。役職は主任。
作中では一条の補佐、「沼」のブロックシステムを任されているなどしていた。
原作およびアニメ版ではカイジに「沼」を攻略された後の動向は不明であったが、後述の『上京生活録イチジョウ』では帝愛を退社している模様。
また、実写映画版では一条と共に責任を問われ地下送りにされている。
また、アニメ『逆境無頼カイジ』では「村上保」と言うフルネームが与えられている。
上京生活録イチジョウ
一条のフリーター時代を描いたスピンオフ『上京生活録イチジョウ』にも登場。原作では端役に過ぎなかった彼だが、主人公の後輩兼相棒として大幅に深く掘り下げられることになった。
一条とは地元の岡山県からの付き合いであり、高校を卒業後上京する一条に合わせ、自身は中退して彼とともに上京。
原作で見られた悪辣な面は完全に鳴りを潜め、垢抜けないが素朴で穏やかな、いかにも田舎から出てきたばかりという雰囲気の好青年になっている。
先行スピンオフでの登場人物達に見られるように、カイジシリーズのスピンオフでは原作キャラが大なり小なり善人化する傾向にあるが、彼は最もその影響が強いと言っても過言ではない。
(一方、原作後の時間軸に当たる最終話では一転して冷めた様子を見せており、悪辣な面も帝愛に染まっていった結果である可能性も高くなっている)
原作でも多少見られた苦労人の面が強調されており、高い自己意識や目標と目の前の現実との差で苦しむ一条に振り回される日々を送っている。
47話では、一条からの申し出を受ける形で帝愛に入ったことが明らかになっている。