CV:佐藤利奈
概要
室江高校剣道部に所属する女子高生。通称「さとりん」。「さっちん」「あずみゃー」などと呼ばれることもある。
室江高校の1年生。涙を誘うばかりの超ドジっ子。
剣道の経験者で、剣道の試合中は別人のように強くなりドジもやらかさなくなる。さすがにタマちゃんにはかなわないが、ほかのメンバー全員を上回る腕前であり、その強さを買われ団体戦では先鋒を任されることが多い(剣道では先鋒は強い人が割り当てられることが多い)。
しかし高校生になってからは突然剣道を捨て、部活には一切入らず大学進学のため猛勉強をしようとしていた。その理由は学業面の成績が悪すぎ、(決してレベルの高いほうではない)室江高校にも必死の猛勉強を重ねた末にぎりぎり合格した、というレベルであったためで、高校生になってからは両親からも一切の部活動を止められていた。そのためキリノやサヤの執拗な勧誘もことごとくはねつけていたが、見かねたミヤミヤの巧みな話術(と脅迫)に半ば洗脳され、前言をすべて撤回して剣道部に入部した。
彼女のドジのレベルは「起伏の無いところで突然転ぶ」に始まり、「宿題や勉強道具をすべて学校に置き忘れる」「傘とおじいちゃんの杖を間違える」はては「弁当とセガサターンを間違えて持ってくる」など、重症を超えて劇症レベルである。
実は成績の悪さも勉強不足ではなくドジで試験範囲や解答欄を間違えるのが原因だが、不幸なことに本人はそれにも気づいていない。
しかし、非常に真面目な性格であるため周囲からは頼られている。
容姿
身長は156cm。髪は黄色っぽい茶髪で両側にお下げを下げている。左右に犬の耳のようにはねた毛がある。メガネをかけているが、実は少しでも賢くなりたいがために着用している伊達眼鏡で、もともとの視力は非常に高い。左目の下に泣きボクロがある。
ひどくドジなことからデフォルメされて描かれることが多いが、実はかなりの美少女である。
ちなみに犬耳のような毛と、文字通りミヤミヤの前では犬(使い走り)状態であることから、作画の五十嵐あぐりに「わんこ」呼ばわりされている。
サヤ同様キャラクターデザインは作画担当の五十嵐あぐりが担当。原案では黒髪でメガネをかけておらず、左右のはねた毛も無かった。その名残で初期は左右の毛があまりはねていなかったが、話数が進むにつれどんどん巨大化して外側にはねていった。
初期デザインこそサヤより早く決まったが、試行錯誤を繰り返してメガネやほくろが追加されていき、最終デザインが決まったのは初登場の締切二日前だったという。