概要
演:松田優作
第53~111話に登場。七曲署捜査第一係刑事(階級不明)。188㎝の長身に長髪、ジーンズの上下という刑事としては風変わりなスタイルから、”ジーパン”というニックネームで呼ばれるようになる。
1949年生まれの東京都出身。神谷署原町派出所から七曲署に配属。
劇中では2人目の新任刑事であり、第52話のラストで死亡した早見刑事(マカロニ)の後任に当たる。ぶっきらぼうなところが目立つが正義感は強く、またナイーブな一面も持ち合わせる青年。空手の有段者でもあり、捜査においてもそれが大きな武器となっている。
父親は派出所勤務留まりの巡査だったが、自らの信念に基づいて拳銃を所持していなかった事が原因で殉職している。その事が原因となって拳銃に対するコンプレックスを抱くようになり、一係に配属された当初も拳銃の携帯を頑なに拒んでいたが、後にある事件を担当した際、同僚であるシンコ(内田伸子)が負傷したのをきっかけに拳銃を所持するようになった。
そのシンコとは次第に恋仲となり、遂には婚約にまで至るが、その直後に自らが保護しようとした男が錯乱して放った銃弾を受け、状況も呑み込めぬまま息絶えてしまう。この時に彼の口から出た「なんじゃぁこりゃぁっ!」の叫びも含め、この殉職劇は視聴者に極めて強いインパクトを残す事となった。