スマホゲームアプリ「あんさんぶるスターズ!」のキャラクター「姫宮桃李」×「朱桜司」のカップリング。
概要
2人は同じ1年B組に所属しており、共に御曹司である。司は長い歴史を誇る朱桜家の、桃李はある程度は続いているとはいえ夢ノ咲周辺の家としては新興の姫宮家の跡継ぎである。
そして、大変な犬猿の仲である。桃李が朱桜家を「化石」と言えば、司が姫宮家を「成金」と言い返すのは日常茶飯事。司が桃李をちんちくりんといえば、桃李はこの愛らしさが見えないのかと言い返す。2人は家の都合で幼少期から交流があり、それだけに互いに対して遠慮がないのが特徴である。
そんな2人だが、心の底では互いにライバルと認めている(後述)。
憧れとアイドル(以下「レクイエム」ネタバレ注意)
そんな2人だが、司がアイドルを目指すきっかけとなったのは、図らずも桃李であった。
中学時代のある日、英智やfineに憧れた桃李は「アイドルを目指す」と言い始める。そして、そのための勉強やレッスンに熱中しはじめ、社交の場にも姿を表すことが少なくなった。
それを「成金風情」の姫宮家は、と人々は笑い、それとは逆に司を「良い跡継ぎ」と誉めそやした。桃李への対抗意識を当時から持っていた司は、いつもの嫌がらせのつもりで桃李に自慢する。
――だがその言葉の剣は桃李に届くどころか、思いもかけない形で司を刺しかえした。
笑顔で「可哀想!」といわれることによって。
それに言い返せなかった司は、少し放心状態になりさまよう。そこでレオの曲と出会い、そこからKnightsとの邂逅へと繋がっていく。
誤解されないように書くが、司の両親は彼の意志を侵害したわけではない。本人も明言する通り、彼は両親と一族の愛情と最大級の保護と教育のもとで成長した。だからこそ彼は朱桜の名に誇りを抱く。
彼が放心状態になったのは、自分が大人のいうままに、最も負けたくない相手への評価をおうむ返しのように繰り返していたことに気付いたためである。
そして、もっとも負けたくない相手なのは、桃李にとっても同じだった。
夢ノ咲の次代を担うアイドルとして、目が離せない2人である。