概要
『闇金狩りくん』のメインキャラ。
旅行代理店で働くエリート社員。社内では好評だが、裏の顔は「副業」と称して闇金狩りを行う、或る意味粗暴なヤンキーや振り込め詐欺グループよりタチの悪い外道。
人物
カタギという社会的身分に守られながら、陰で闇金狩りグループのリーダーとして振る舞い、それで荒稼ぎして裕福な生活を送っている。ある日友人にそのことを問われた際、「闇金狩り」という裏稼業を明かすが、その上でマージンをもらう代わりにやり方を教え、次第に自身を含めた5人ほどのグループを作り上げた。
「闇金は違法で借りた金は返さなくてもいい」という法律を悪用するが、それは暗に「闇金を利用してはいけない」ことの意味まで理解している様子はなく、「裏社会」を甘く見ている。一方で先述の通り、闇金狩りは副業程度に行っているため、後輩たちを利用してさらに稼ごうとした仲間に「人数が増えればアラが出て失敗する確率が増すから、欲をかくな!」と警告するなど、冷静さも持ち合わせている。
しかし、最終的には丑嶋馨たちが団結した闇金の同業者たちに捜索網を張られて追い詰められてしまい、自身を含めたグループが行った闇金狩りで荒稼ぎした合計の金額とその利息分を被せられる。悪足掻きとして警察などど喚くが丑嶋に鉄拳制裁され、「リスク承知で闇金をやってんだ」、「10日5割で貸してやるよ」と捨て台詞を吐かれ、借金地獄を辿ることになった。