CV:木川絵理子
概要
万事屋の前に置かれていた乳飲み子。銀髪の天然パーマからふてぶてしい風貌までありとあらゆる要素が銀時と酷似しており、当初は万事屋のメンバーから隠し子ではないかと誤解された。銀時もひどく動揺したほどで、神楽からは「銀楽」、新八からは「万時」、お登勢からは「金時」、キャサリンからは「アホの坂田」などと勝手に呼ばれていた。
正体は大財閥「橋田屋」の当主、橋田賀兵衛(CV:矢田耕司)の孫であり、両親は息子の勘太郎(CV:菅沼久義)と駆け落ちした使用人のお房(CV:寺田はるひ)。お腹の中にいたころは賀兵衛から堕胎を強要されるほど疎ましく思われていたが、病弱だった勘七郎が亡くなると掌を返すように跡取りとして手中に収めようと追っ手を差し向けられる。2人一緒に捕まるのを危惧した母親のお房によって万事屋に隠されたことが発端となった。
最終的にはお房が賀兵衛を説得して和解したため再び母と暮らすことができるようになった。なお賀兵衛の過去を聞いたことで勘七郎も賀兵衛を紛れもない祖父として認めたような描写もある。
銀時に対しては拾ってくれた縁なのか彼の言動に合槌を打つなど、さながら本当の親子のようにそれなりに懐いており、騒動が収まった後はミルクを飲み交わして「大きくなっても俺の事を覚えてたらまた会いに来い」と告げられた。
母親曰く、滅多に泣かないらしく、実際銀時と一緒に行動してる間は一度空中に放り投げられても全く泣いておらず赤ん坊でありながらメンタルは強い(銀時曰く「初めてデートする中学男子並みにおとなしかった」)。彼と別れる際は大声で泣いていた。