CV:小山力也
概要
泥門デビルバッツのキッカー。キックのパワーは超高校生級(下手をすればプロでもトップクラス)だがコントロールは大雑把。しかし、キックの際の集中力は、実力は申し分無い。
初登場は武蔵工務店の若棟梁として、デビルバッツの部室増築で私立泥門高校に来校。見た目は、超高校生級の、完全なるオヤジ顔。劇中では軽トラを運転しているが、当然無免許運転か年齢詐称による免許所有運転である。その見た目通りに落ち着いた性格で、滅多な場面で激昂しない。
ヒル魔と栗田 と同じくデビルバッツ創設メンバーのひとり。共に通っていた私立麻黄第十三中学校で、ある日2人にその並外れたキック力を見染められ、チームの一員に。
だが、設立直後、即効でホワイトナイツとの練習試合当日に父親が倒れ、泥門高校を休学。ポジションに後釜を置かず(当の本人は退学・退部していたつもりだった)、ヒル魔は復帰を信じ、ひたすら待ち続けた。チームの戦略が常に超攻撃型でゲームを押し進めるのは、この事情に起因する。
原作ではワイルドガンマンズ戦、アニメはスパイダーズ戦から復帰。
あだ名は、名字読みでムサシ。ヒル魔お得意の「糞~」(アニメでは「クソ~」)という呼び方では、その老け顔から"糞ジジィ"、瀧鈴音からは"ムサシャン"と呼ばれる。
ヒル魔が彼に付けた"60ヤード・マグナム"の異名は本人曰く、「ハッタリ」と明言しており、実際そこまで飛ばしたことはなかったが、アレキサンダーズ戦のラストキックでそれを実現させた。小指で耳をほじる仕草をする。
登場時からスモーカー(未成年喫煙)だったが、自分が十文字らに注意したときに相手に「お前もだろうが」と返され、それで自分も喫煙者であることに気づき、「そうだな」と答え、以来パタッとやめている(彼が喫煙を始めたのは未成年喫煙を口実に退学になるため)。
復帰後「詫びと敵の威圧」のためにモヒカン頭にされたりと、最もビジュアルが変わる回数が多い。